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Reらいふ
2016年07月07日
自宅で簡単!テーピング術 筋肉や関節をサポート(7月6日放送)
ひと手間で筋肉や関節をサポート!
毎日の動きをちょっと楽にしてくれるテーピング術をご紹介。
膝、手首などの痛みをいつも我慢しているという方もいらっしゃると思います。
今日は、痛みの緩和につながると言われるテーピングに注目します。
理学療法士の籾木圭さんに、家庭で簡単にできるテーピングの仕方を教えて頂きました。
Q:テーピングをするとしないとでは、かなり違うものですか?
A:はい、全然違うと思います。
今日は、「キネシオテープ」を使ってご紹介しますが、このテープは伸縮性があるので、筋肉をサポートしながら、関節を安定させる役割があります。
それによって、痛みを和らげる効果も!?
まずは、基本的な貼り方です。
- はがれにくくするためテープの端は、あらかじめ丸くカットしておきます。
- 膝を曲げた状態で貼る
- 皿の下の関節から・・・
- 端は、乗せるように貼る
Q:ほとんど引っ張らないんですね。また、しわが出るのはいいんですか?
A:しわができる事で、皮膚と筋肉の間に隙間ができ、中の循環が良くなるので自然治癒力が高まります。
痛みの緩和につながる立ち仕事や、ウォーキングなどで、膝の痛みを予防したい方は、さらに30センチのテープを2枚使用します。
お皿の下からお皿を囲むように膝上へ。
もう一本も・・・同様です。
痛み予防の場合は、少しだけ引っ張って貼りますが、端の部分には、テンションをかけないのがポイントです。
また、これから庭仕事などで負担がかかる手首の痛み予防には、手首に一枚と、ひじ下に一枚貼るのが効果的。
力も入りやすくなるそうです。
続いては、悩める方が多い外反母趾対策。
- テープの端5センチに、切り込みを入れ、親指を巻くように貼ります。
- 指が外に開くように軽くテンションをかけて、かかとの反対側まで貼ります。
- 小指側のトラブルも同様です。
自然に開いて力が入りやすいですね。
引っ張りすぎると痛くなるので、気をつけて下さい。
また、腰や、肩の場合は、一人では難しいためご家族などの協力が必要です。
テーピングは毎日洗って清潔な状態を保てば、3,4日は貼ったままでOK。
ただし事前にパッチテストを行い、かゆみ、痛みが出たら、すぐに中止するようにして下さい。
テーピングはあくまでもサポ―トするもので、筋力を上げたり、動きのトレーニングが必要です、合わせて行って下さい。
ひと手間で毎日の動きをちょっと楽にしてくれるテーピング。
上手に活用してみて下さい。
■お問合せ
リハーブ
宮崎市下北方町
TEL:0985-23-1237