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Reらいふ
2016年07月08日
排せつケアの悩み相談「おむつフィッター」(7月7日放送)
介護をする中で、排泄ケアの悩みはありませんか。
そんな時に相談できる「おむつフィッター」を紹介します。
みなさんは、「おむつフィッター」をご存知でしょうか。
これは、京都にある排泄用具の情報館が認定する資格なんですが、
おむつフィッター1級を持つ人は全国で301人、宮崎では2人。
そのひとりは、こちらににいらっしゃいます。
介護用品取扱店に勤務する大嘉田さとみさんは、資格をとって6年目。
県の内外で 勉強会や、個人へのアドバイスを行なう排泄ケアのスペシャリストです。
介護される中での排泄の困りごとに対し、おむつの排泄用具はもちろん、福祉用具や住環境・介護技術など幅広い視点からアドバイスをしていくのが「おむつフィッター」の仕事です。
いちばん多い相談は、紙おむつの尿漏れについてですね。
尿もれしないようにと吸収量が多いおむつに変えたり、大きなおむつをカバーのようにして重ねたりする人が多いようですが、これでは改善策にならないそうです。
このおむつは、1回150ccとした場合3回分吸収するという目安なんですが、1回目吸収した後、同じ場所に排尿すると、このようにじわっと後ろの方に吸収されます。
この時、はみ出てくる水分をせき止めてくれるのが、防水加工されたギャザーです。
この部分がそけい部に沿うようにあたってないと、尿漏れの原因になります。
また、個人差のある排尿量、1回分がどのくらいなのかを把握しておくことも必要です。
おむつの選択は、介護する人、される人の暮らしを左右します。
いい加減だと、おむつを必要とする人の心身を損なうことにもなりかねません。
このような、おむつの具体的な使用方法だけでなく、その人がなぜトイレに行けないのか、少しでもおむつをはずせる方法はないのかなど、負担を減らせるように相談にのってもらえるのがおむつフィッターです。
施設や事業所の介護職の方々の勉強会の他にも、ご家庭で今お持ちの紙おむつの使い方や、もれない使い方のアドバイスもさせていただきます。
介護での排泄に関してお困りの時は、気軽にお電話ください。
介護する人 される人が、少しでもより良い生活が送れるように。
悩みがある時は、おむつフィターに相談してみてはいかがでしょうか。
■お問合せ
カクイックスウィング
TEL:0985-25-3456