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Reらいふ
2016年07月20日
熱中症対策 家庭で作る「経口補水液」(7月19日放送)
きょうは、7月に入り急増している熱中症への備え。
家庭で手軽に作れる経口補水液の話題です。
今年は、去年と比べると、熱中症による救急搬送患者が倍近くに増えています。
県内でも、去年は85人でしたが、今年は同じ時期ですでに199人です。
(平成27年4月27日~7月10日と平成28年同時期の比較)
今後も熱中症は増えることが予測されます。
きょうのReらいふでは、熱中症対策におすすめの「経口補水液」を、家庭で作る方法を教えてもらいます。
おしえてくれるのは、薬に頼らない健康づくりを提案している上杉さんです。
水に砂糖と塩を入れるだけで、すごく手軽だけれど、水の20倍以上の速さで水分吸収ができますので、脱水症状の方にとっては非常に効果的です。
材料はこちらです。
500ミリリットルの水、食塩1.5g、ブドウ糖10gです。
ブドウ糖は、インターネットやドラッグストアで購入できますが、黒糖などでも代用が可能です。
美味しくは、ないです。
水分が足りないとおいしく感じるので、体が欲しているときはおいしく飲めます。
レモンやグレープフルーツの絞り汁を少しいれれば、飲みやすくなります。
飲み方は、一気に飲むと尿として出てしまいますので、ゆっくり30分から1時間ほどかけて飲みます。
また、経口補水液は飲むタイミングも大事です。
じわっと汗をかいたり、少量の汗なら麦茶でも大丈夫ですが、激しい運動をして、短時間で大量の汗をかいた時にこの経口補水液は効果的です。
ただし、高齢の方は、気づかないうちに水分が減っていることがおおい。
たとえばべたべたの汗をかいていたり、足がつったりなど、兆候が現れます。
早め早めにお茶や経口補水液など水分補給をしましょう。
昨年度は、梅雨があけた7月下旬から8月上旬にかけて、熱中症による救急搬送患者が急増しています。
宮崎もきのう梅雨があけ、これから夏本番、熱中症にさらに注意したい時期です。
屋内にいても熱中症になることを意識して、こまめな水分補給に気をつけていきましょう。