食生活を見直して体内環境を整えたい方に。
健康食として話題の「ローフード」を紹介します。

美味しそうなお料理がたくさん並んでいます。
実はこれ、ローフードと呼ばれる、生の食材だけを使って火を使わずに調理されたお料理なんです。

ローフードとは「生の食べ物」という意味です。
野菜や果物を生のまま食べることによって加熱に弱い酵素などの栄養素を効果的に身体に取り入れようとする食事法です。
酵素という言葉は近頃よく耳にしますが体の中でいったいどのような働きをしているのかローフードマイスター、一級の資格を持つ東裕一さんに話を聞きました。

酵素とは言わば「大工さん」のことだと僕は思ってるんですね。
例えば、ビタミン、カルシウム、ミネラル、鉄分、そういった栄養素が「材料」です。その材料
を組み立てる役割をする、大工さんの役割をするのが酵素だと僕は思っているんです。

それでは、生きた酵素がたっぷり摂れる東さんおすすめのメニュー
「ローフードパスタ」を紹介します。
パスタといえば、小麦粉でできていますが？
本日はこれを使います・・・ズッキーニ！
こちら皮をむいたズッキーニです。こちらを包丁やピーラーでスライスすることもできるのですが、こちらの菜麺機を使うと、より麺らしく作ることができます。

細く長く変身してゆくズッキーニ。
塩とオリーブオイルで和えることで、さらに麺に近い食感になります。
大葉やカシューナッツをミキサーにかけたソースと合わせれば完成です。

ソースとよく絡んで冷製パスタを食べている感じです。
小麦の麺とはまたちょっと違った感じですね。しゃきしゃきっていう歯ごたえがあって、おいしいです。
ローフードはただ健康にいいだけではなくて、味がおいしかったり、食感が楽しかったり、そういったものも魅力の一つなんです。

アレルギー体質に悩んでいた東さんがローフードに出会ったのは七年前。
体調が良くなるのを実感したという東さんですが、ローフードという食事法について次のように話します。

あくまで選択肢の一つだと思っているんです。ローフードも百点満点ではないんですよ。
根底にあるのは楽しむことだとやっぱり思うんですね。
楽しみながら食事をとるということが一番の栄養素だと思うんですけれども。

平和台公園にあるレストラン「シゼン」では東さんプロデュースによるローフードフェアが開催されています。
平和台の豊かな緑と美味しいローフードで夏の疲れを癒してはいかがでしょうか？