番組表
Reらいふ
2016年09月02日
防災の日 備蓄のポイント(9月1日放送)
自然豊かな宮崎は地震や台風など自然災害は身近な存在です。
そこで防災の日のきょうは、備蓄のポイントについてお伝えします。
きょうのReらいふは、防災の日にあわせて、家庭の防災についてお伝えします。
こちらのホームセンターでは、工具類や食品類、生活用品など防災関連の商品を約300種類取り揃えています。
家具の転倒を防ぐツッパリ棒がかなり売れています。
また、水やカップめんなどの備蓄品もかなり売れていて、関心が高まっているのかなと思います。
防災にも さまざまな備えがありますが、今回は、私たちの生活に身近な「水や食料の備え方・備蓄」について教えてもらいます。
災害後はすぐに生活物資を調達することは難しくなります。
最低でも3日分、可能であれば1週間分の量を用意して下さい。
電気や水がとまった時に飲んだり食べたりできるものを用意するようにしましょう。
最も大切なのは、飲料水。
大人1人あたり1日に3リットルは必要と言われています。
水の他にも お茶などと組み合わせて必要量を確保しておくのもおススメです。
では、食料3日分については。
食料3日分や1週間分ときくとハードルが高そうですが、長期保存用の食料だけでなく、日頃家庭にある食材から今日食べない食品は数日分の備蓄と考えます。
例えば、常備菜。多めに作ったのも3日分の備蓄になります。
普段から冷凍したご飯や冷凍食品があれば、停電の時でも自然解凍して食べられます。
ローリングストック法。
普段の食材ストックを多めにして、缶詰やレトルト食品なども備蓄として考え、定期的に消費し補充していくという考え方です。
このほか、すぐに生鮮食品が手に入りにくくなることを想定して、ビタミンがとれるものを用意したり、家族が好きな甘いものなどを備蓄するのもおすすめです。
Q:我が家も非常持ち出し袋を用意した時に、ものすごく重くなってしまったんです。
緊急用に持ち出すものの優先順位って、どう考えたらいいですか?
A:小さなお子さんがいる家庭や要介護者がいる家庭など、家庭によって災害時の必需品は変わってきます。
災害場所ですぐには手に入りにくいからです。
なので、まずは家庭の特徴にあわせて、手に入りにくいモノから優先していれていくといいですよ。
きょうは防災の日。
いざという時、命を守るためにも、家族で防災について話してみませんか?