普段の姿勢や枕の高さ。
体の不調を改善するためのポイントを紹介します。

しっかり寝たのに体が重い、だるい。普段の姿勢や寝方が原因かもしれません。
宮崎市の整体院を訪ねました。
代表の高松伸裕さんは、姿勢診断士として、利用者の状態に合わせた施術、健康支援などを行っています。

季節の変わり目に不調を感じる方は多い。
ぎっくり腰が増えるのも実はこの時期なんです。
体の不調の原因は様々ですが、普段の姿勢もその１つです。

こちらが、体に負担をかけない楽な姿勢なんです。
腰を丸めるのは姿勢が悪いと思いがちだが、楽な姿勢こそ体に負担をかけない。
耳、肩、大転子、くるぶしが一直線。

この座り方が、力が抜けやすくて楽。
ただし、腰が常に丸まっている状態は様々な不調の原因となるので、腰を伸ばすことも必要。
無理して胸を張っても長時間キープは難しく、体が疲れて逆効果。

次に、高松さんが指摘するのは、寝るときの「枕の高さ」です。
自分に合っていない枕を使うと、疲れを取るはずの睡眠が、逆に体を疲れさせている場合もあります。

首肩の筋肉が固まり、こりや頭痛などの原因にも。
また、寝返りもしにくいため、血流が滞り疲れが取れにくくなる。
タオルを使い、自分に合った枕の高さを見てもらいました。

家庭にあるタオルを４つ折りにし、３、４枚重ね仰向けに・・・
高さの目安は、呼吸がしやすいかどうか。
１枚ずつタオルをめくって楽に呼吸ができる位置を探っていきます。

また　内臓が冷えると、血の巡りが悪くなり、疲れも取れにくくなるため、体を温めることも大切です。
仰向けになりひざをたてお腹を軽く押します。
内臓が温まり疲労回復につながるそうです。

季節の変わり目は疲れがち。
生活の中で体を労わると体調も変わる。
普段の生活を見直し気をつけてみて。

夏場の疲れをとりしっかり体調を整えて、気候もよくなる秋を快適に過ごしたいですね。