きょうは、産後の体調不良に悩む人、必見。
「骨盤底筋」に注目しました。

出産後、尿もれなど様々な体調不良で悩む方も多いと思います。
それらは、骨盤底筋をしっかり機能させると改善につながります。

骨盤底筋とは、子宮や膀胱など下腹部の臓器を支える筋肉や、じん帯などの総称です。
この骨盤底筋を鍛えることで、女性の下半身のトラブルを改善できることが、医学的にも証明されています。

フィットネスインストラクターの久保田さやかさん。
宮崎市や都城市、鹿児島県で、骨盤底筋を鍛える簡単な健康体操の教室を開いています。

この体操では、自分で確認しにくい骨盤底筋をしっかり意識できるように、「ひめトレ」という麺棒サイズの柔らかいストレッチポールを使います。
ポールを股にはさんで体操することで、骨盤底筋の動きを意識しやすくなります。
動作は　ごく簡単なもので、体力に自信がない人でも大丈夫。
呼吸を通して、深部の筋肉にアプローチしていきます。

骨盤底筋がしっかり機能すると、血流も良くなり、子宮や卵巣などの内臓が安定します。
女性ホルモンのバランスも整い、尿もれや生理不順で悩む人にお勧めです。

また、今月は乳がん啓発運動「ピンクリボン月間」。
この日は、自己検診の方法や、ブレストケアのセルフエクササイズ指導も組み込まれ、女性特有のケアをトータルでレッスンしていました。
さらに久保田さんは、産前産後に起こる女性の体の変化に寄り添い、手助けしたいと、理学療法士や運動指導士のメンバーと一緒に、サポート団体を立ち上げました。
体に悩みを抱える女性の相談にのりながら、改善する糸口となる講座を各地で開いていく予定です。

自分の体の声に耳を傾け、自分で整え・守っていく手段を、たくさんの女性に伝えていきたいと思っています。
産後の体の悩みを抱える人や、女性特有の体調不良が気になる人にとって、改善にむけてのきっかけがつかめるかもしれませんね。

■お問合せ
久保田さやか
TEL：080-6441-8054