番組表
Reらいふ
2016年10月05日
がん患者を支援!リボンズハウス(10月4日放送)
10月は「乳がん月間」
がん患者の治療と生活をつなぐ、リボンズハウスについてお伝えします。
乳がんは、日本人女性にとって身近ながんと言われています。
きょうのりらいふはがん患者の治療と生活をつなぐリボンズハウスについてお伝えします。
リボンズハウス。
宮崎市のブレストピア宮崎病院の4階に今年4月にオープンしました。
治療中に快適に過ごせるようなウィッグや下着などのグッズ販売スペースと、広い交流スペースを設けています。
病院は本来なら治療ですが治療だけではだめだと思うんです。
患者さんって生活をされています。
治療と生活をつなぐ場所として、考えないといけないということで、このリボンズハウスは生まれました。
この施設は、病気によるストレスや苦痛を取り除くほかにも、美しさ、食など、より自分らしい生活へとつなげていく場として、たくさんのテーマを掲げています。
8年前に乳がんがわかって、ちょうど28だったんですけど、実際に自分がその状況になって、すごく戸惑いました。
この日は、宮崎市でケアサロンを経営している、理容師・加藤さんが自らの経験をいかした頭皮ケアの講話です。
1番大事なのは、ブラッシング。
シャンプーする前に必ず髪をといてください。
こちらでは月に数回、専門家によるプログラムを組み、生活に役立つ情報を提供しています。
なかなか聞きたくても聞けないことを丁寧に教えていただけたので、不安も解消できてとてもよかったと思います。
患者さんはもちろんほかの病院で治療されている方もご自由に参加できます。
たとえば、乳がんでなくても、大腸がん、胃がんなどやっぱり抗がん剤を使うとなったら一緒です。
そういう方も参加できるプログラムがあります。
この他にも、患者同士をつなぐ交流の場として利用したり、患者と医療者をつなぐ場として、お茶会なども開かれています。
悩みは一人で抱え込まず、一緒に相談して考えていくので、共に歩むというのが考え方です。
一緒に治療もがんばりましょう。
材料費がいる講座以外はほとんどが無料の講座です。
来月は、がんと就労について学ぶ講座も予定されています。
イベントの情報については、病院のホームページに掲載されています。