番組表
Reらいふ
2016年10月12日
ボランティアによる学習支援 サポート&スタディ 社協塾(10月11日放送)
今週はボランティア活動についてシリーズでお送りしています。
今日は、高鍋町で行われている、学習支援事業について、お伝えします。
今週のReらいふは、ボランティア活動に注目。
高鍋町社会福祉協議会では、今年4月から、サポート&スタディ社協塾をスタートさせました。
これは、小・中学生を対象に、毎週一回開いているもので、受講料は無料です。
(家庭で)忙しくて、子どもの勉強が見られないご家庭とかに、学習をボランティアの方が教えていく授業です。
小学校5年生から中学2年までをお預かりしているところです。
ボランティアの方が高齢ですので、おじいちゃん、おばあちゃんと孫という風に、和気あいあいと行っています。
社協塾では、教師の経験がある方と、一般、高校生、合わせて24人が、ボランティアとして、学習指導にあたっています。
一斉授業形式ではなく、あらかじめ決められた教科の時間内に、問題集や宿題を解いて、わからない部分を指導する、それぞれに合わせたサポートを行います。
実際に、ボランティアに参加している、元教諭にお話を伺いました。
■心がけていることは?
- いろいろな子どもが集まっているので、一人ひとりに応じた指導ができればと思って、教えています。
- 教えるだけじゃなくて、教科書を見て、自分でも勉強できるようなことを、こういう方法もあるというのを教えています。
■参加した感想は?
- 最初はなかなか私達の作ったプリントを取り組もうとしなかった子どもさんも、何回か学習を進めるうちに、一生懸命やっている姿を見ると、ボランティアをやってよかったなと思います。
- 現職のころを思い出したりして、楽しい気持ちになる事もあります。
- 私達も少しは役にたっているのでは、と思っています。
- 私達のちょっとした生きがいになっているかもしれません。
■これからの抱負を教えて下さい。
- 気力、知力、体力が続く限り参加したい。
自分の体を相談しながら、できる限り、このボランティア活動を続けていけたらいいと思う。
毎週1回行っていて、学力が上がったという報告を受けています。
今後の取り組みとしては、会場が1箇所しかないので、会場を 分散してやりたい。
ボランティアの方も多く集まってくれるといいなと思います。
各市町村の社会福祉協議会にあるボランティアセンターでは、このような学習支援をはじめ、様々な取り組みを行っています。
それぞれの活動については、お近くのボランティアセンターまでお問い合わせ下さい。
■お問合せ
高鍋町社会福祉協議会
TEL:0983-22-4076