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Reらいふ
2016年10月19日
親子で考えよう 10代も注意!定期購入トラブル(10月18日放送)
今週のテーマは「親子で考えるネットトラブル」
2回目の今日は、10代からも相談が寄せられている定期購入トラブルについてです。
- 「いつもは5000円のものが無料!?送料だけでいいんだ~」
- 「1回だけ、試してみようかな、よし、注文しよう!」
- 「ちょっと待って!よーく見てください。5か月以上の購入が条件ってありますよ。これは、定期購入ってことなんですよ。」
今、このような「1回お試し」のつもりで注文して、実は定期購入だったというトラブルの相談が増えているんです。
通信販売による全国の消費生活センターなどに寄せられる相談は年々増えていて、昨年度は2011年度の10倍以上となっています。
また、商品は健康食品が最も多く、ついで化粧品、飲料となっています。
- 県内の10代女性のケース
ネットで680円のお試し価格の青汁を1回限りと思って購入したら2回目が届いてしまって、驚いてホームページで確認したところ、4回の定期購入が条件になっていて、2回目以降は通常料金となっていたので、解約したいというということがありました。
相談者は全国的に30代から40代の女性が多いですが、10代も多くみられるのが特徴で、特に、10代女性の半数以上は高校生となっているので注意が必要です。
寄せられた相談から浮かび上がる問題点として、広告に「定期購入が条件」と書いてある表示がわかりにくい、解約ができないことの表示もわかりにくいなどが指摘されています。
最近ではスマートフォンで注文したため、小さい文字の表示はよく見えなかったということもあるので、特にスマートフォンからの注文の際は特に注意が必要です。
商品を購入する前には、定期購入が条件となっていないか、などしっかり確認しましょう。
また、解約をお願いしても通常価格を請求されたり、解約を伝えるために業者に連絡をしても電話がつながらない、業者が海外の業者で言葉が通じない場合も。
事業者から定期購入期間内は解約できないと拒否されるケースが多く見られます。
注文前に、解約条件について定期購入の期間内に解約が可能か、また解約の連絡先や連絡方法などが書いてあるかを確認しましょう。
通信販売を利用するときは、注文前の確認が大切です。
商品の特徴や価格だけではなく、購入や返品の条件なども確認しましょう。
もし困った時は、県の消費生活センターへ相談しましょう。