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Reらいふ
2016年10月20日
親子で考えよう 10代も注意!定期購入トラブル(10月19日放送)
今週のテーマは、「親子で考えるネットトラブル」
きょうは、親世代をターゲットにした悪質商法です。
今週は親子で考えるネットトラブルをテーマにお伝えしています。ところで、簡単に副業できるサイトがあると聞き、やってみようかと・・・。
それは副業サイトのワナでは?
近年、未成年者や女性、60歳以上の人からの相談も少なくない。
その中でも注意したいのが副業サイトに登録したら詐欺的なサイトだったという相談です。
たとえば、「メールのやりとりをするだけでお金がもらえるというサイトに登録したが、登録料など様々な名目で料金の支払いを要求され、一向に報酬がもらえない」というケースです。
似たような手口で注意したいのが「サクラサイト」といわれる出会い系サイト。
- SNSで知り合った異性とメールのやりとりをするために、出会い系サイトに誘導され登録。
- 利用料金などの支払いを要求されるケースです。
- 遺産をあげるとか芸能人を名乗り、悩みを聞いてほしい。などといって言葉巧みにメールを続けさせる。
副業サイトと同様、消費者の心理を利用したもので、文字化けしたから正しい文字に変換する文字化け解除料を払って、システムを再起動させる費用、返金するための認証費用などといって次々に料金を要求。
やりとりをやめようとすると、料金は後で支払うから、私を信じてほしいなどと連絡がきて支払いを続けさせるが、結局、直接会ったり、お金をもらえたりすることはない。
昨年度、宮崎県消費生活センターに寄せられた相談は約7700件。
中でも多いのが、情報サイト料金の不当請求などのトラブルです。
簡単に確実に収入が得られる副業などなく、多くの場合支払った料金は戻ってこない。
登録する前に副業サイトの利用規約などを確認し、怪しいと思ったら登録しない勇気も必要です。
また、直接知らない相手からの連絡は無視する、こうした連絡は、自分だけに送られているのではないことを知る、請求があっても安易に自分の氏名などの個人情報を教えない、悪用される恐れもあります。
消費者心理を利用した悪質なサイト。
困った際は、すぐに県消費生活センターに相談してみましょう。