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Reらいふ
2016年11月08日
笑う門には健康来る!笑いヨガ(11月7日放送)
今週のテーマは「身近な医療」です。
笑うことは健康につながるという医学的データがあります。
笑いと呼吸法を組み合わせた健康体操、「笑いヨガ」をご紹介します。
年を重ねると、笑うことは少なくなるといわれます。
こどもの頃は1日に平均300回笑うのに対し、大人は20回、70歳を過ぎるとたった2回に減るといわれます。
更に40代以上の男性の5人に1人は1週間以上笑わないというデータも。
笑いは健康につながるといわれます。
きょうご紹介するのは笑いをサポートする体操「笑いヨガ」です。
延岡市で行われた体験教室を訪ねました。
笑いと呼吸法を組み合わせた体操で、冗談やユーモアに頼らず笑うという行動に取り組みます。
21年前にインドで考案され世界各地で行われている笑いヨガ。
講師の村田万里子さんは、楽しい気持ちになれることに魅力を感じ、5年前、延岡市内に笑いヨガクラブを開設。
普及に力を入れてきました。
笑いヨガは作り笑いでいい。
呼吸がたくさんできてそれが健康につながる。
笑いが健康にもたらす影響を研究する、福島県立医科大学の大平哲也医師に聞きました。
- 笑ってる間は血流がよくなってくる。
- 微笑むだけでも血流はよくなってくる。
- 体に対する影響は本当に笑っても偽笑いでもあまり変わらない。
偽笑いであっても血流とか血圧に関する影響は本当の笑いと同じくらいあることがわかってきた。
作り笑いをする前後の手の表面温度の変化を捉えた画像です。
白くなるほど、温度が高いことを表します。
作り笑いでも手の表面温度が高くなっていることがわかります。
更に、ストレスがたまると増えるのがコルチゾールというホルモン。
笑いヨガを実施した後はコルチゾールの数値が下がり、ストレスが減っていることがわかりました。
ということで、私も体験してみました。
かつおの一本釣りをします。
釣竿を投げる時にヨッシャー、釣り上げたときに笑う。
笑うことでたくさんの酸素が取込まれスムーズな呼吸を促します。
不思議と本当におかしくなってくる。すっきり!
笑いはですね、行動です。
笑うのは行動を起こせばいくらでも広がるし、笑うきっかけ作っているのが 笑いヨガです。
笑う門には健康来る。
日々の健康維持に取り入れてみては!