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Reらいふ
2016年11月17日
エコアクション 子育て世代に人気!おもちゃ病院(11月16日放送)
今週のテーマは、「エコアクション」です。
きょうは、子育て世代が大助かりのおもちゃ病院の話題です。
年間で1500件!これは、おもちゃの修理の数です。
きょうは、おもちゃ修理のボランティア、おもちゃ病院についてお伝えします。
高橋利信さん。66歳。おもちゃ病院みやざきの事務局長です。
電機メーカーを退職後、この活動を始めました。
Q:おもちゃ病院とは
A:おもちゃ病院は壊れたおもちゃの修理や、手作りおもちゃの工作教室などをやっていまして、リタイヤして何か地域の人と交流したいなと思いまして入りました。
この日は、宮崎市の福祉まつりで出張修理。毎年、多くの修理依頼がやってくる日です。
修理に持ち込まれるのは、電池で動くおもちゃやぬいぐるみなど様々。
「これがスイッチいれてもまわらない。頑張ります、なおしますよ。」
全体の約3割は乾電池が原因によるものですが、想像もつかないような原因が見つかることもあるようです。
電池を減らさないと動かない・・・
低い電圧じゃないと動かないように制限をかける機能が働いているものもあります。
私たちの専門的な常識の上をいっているので勉強になります。
おもちゃ病院みやざきは、おもちゃを通じて子どもに「物を大切にする心」や「科学する心」を育んでもらおうと、1999年に設立しました。
修理の件数が増加するとともに、メンバーも増え、現在では宮崎市や東諸エリアに42歳から88歳までの52人が在籍しています。
子育て支援を中心に活動をやっていますが、最近は高齢者・シニア世代の居場所として人気がありまして、シニアの方たちの活動の場になり広がっています。
子供たちに物の大切さ、科学する心をしっかり教えていきたいと思っています。
もう捨てるしかないと思っているおもちゃがあれば、一度相談にいってみてはいかがでしょうか。