番組表
Reらいふ
2016年11月25日
民間事業者との連携 日常業務での「地域の見守り」(11月24日放送)
今週のテーマは「地域の見守り」
きょうは、民間事業者の日常業務とリンクした地域見守り応援隊の活動を紹介します。
みやざき地域見守り応援隊に参加している民間企業は14社。
宮崎ヤクルト販売も、その中のひとつです。
現在260人のヤクルトレディが、日々、顧客のもとへ商品を届けています。
ここ高鍋センターでは、14人のヤクルトレディが約1700軒の家や事業所に商品を届ける傍ら、「地域を見守る」という気持ちを持って日々仕事に励んでいます。
宮崎ヤクルトから報告された事例は、2年間で20件を超えます。
お客様とのコミュニケーションを大切にする業務だからこそ、ヤクルトレディは、ちょっとした異変にも気付くことができるようです。
訪問先での異変だけではなく、道中に遭遇した通報事例もあり、高齢者だけではなく子どもたちへの対応なども報告されています。
中村裕里さんは、ヤクルトレディになって1年9カ月。
これまでにいくつもの事例を対処してきました。
いつもいらっしゃるお客様が出てこられず、おかしいと思って区長さんに連絡しました。
すぐご家族に連絡をとって頂き、中で倒れてるのを発見したということがありました。
他にも、熱中症で動けなくなったり、体調を崩して困っていた方など、大事に至る前に気付いた事例もあり、良かったと思います。
■顧客インタビュー
- 来てもらって話をするのが楽しみ
- 定期的に来てもらえるので一番身近な存在など・・・
これからも日々のお届け活動を通じて、地域の健康づくりだけでなく、「見守る」という気持ちを持って取り組むことで、地域の安全・安心に少しでも貢献できればと思っています。
個別訪問を行なう民間企業だからこそできる見守り活動。
住み慣れた地域で安心して暮らせるように・・。
見守りの輪が、さらに広がることが期待されます。