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Reらいふ
2016年12月01日
防災対策 冬ならではの災害への備え(11月30日放送)
今日は、寒くなる、これからの季節の災害への備えについてお伝えします。
災害への備えといえば、まず水と食料を考えると思いますが、これからの季節は、それだけでは不十分。寒さ対策も必要です。
NPO法人 宮崎県防災士ネットワークで、冬の災害への備えについて伺いました。
これからの季節は、やはり、防寒対策が必要です。
カイロ、靴下、手袋 湯たんぽなど・・
中でもオススメは?
アルミ断熱シート。被ると風を通さないというのがありますね。
また、その代用品としてオススメなのが、風を通さないビニール袋。
底の部分を切って頭からかぶるだけでも、かなり温かく感じられます。
また、黒いビニール袋に水を入れて日に当てておくと、水が温かくなるため、お風呂に入れない時は、これで足湯をするという活用の仕方も。
もし東南海、南海地震が発生したときは、すぐには、備蓄品は渡らない。
自分自身が備えておくというのが重要です。
さて、備蓄品の量の目安は、3日分×人数と言われています。
その中で、皆さんは、こちらの缶詰めをご存じですか?
実は、県内の高校生が開発した商品なんです。
このマヒマヒフレークは、宮崎海洋高校の生徒達が、授業の一環として、宮崎市内の企業と連携し開発した商品で、宮崎どれのシイラを使った、塩味の油漬けです。
本校ではマグロの油付け缶詰の製造ノウハウ持っているので、それをを生かし飽きのこない味を追求しようと、シイラの缶詰を3か月間の試行期間を経て完成。
- 苦労した点は、肉の入れ方と、味付けです。
肉の入れ方は、ブロックかフレークかで悩み、フレークにしました。
味付けは、主婦層をターゲットにしているので、料理の材料にしやすいように塩分濃度を薄くした缶詰を作りました。 - 今企業で備蓄をしてもらっているが、今後は、家庭でも備蓄してもらいたい。
今アレンジレシピを考えているんですけど、家庭でも作ってもらえるとうれしいです。
この商品は、宮崎市のボンベルタ橘などで販売しています。
詳しくは、(株)器にお問い合わせ下さい。
もしも 災害で、電気、ガスが止まったら、避難所に行くことになったら、いろんな事を想定しながら、これからの季節は、備蓄品の準備と、寒さ対策を、しっかり取っておきましょう。