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2016年12月14日

ダブルケア2 ケアを求める人の橋渡し役に(12月13日放送)

今週のテーマは「家族のケア」です。
きのうに続いて「ダブルケア」を考えます。
ケアを求める人たちの橋渡し役になろうと励む女性に注目します。

高木菜々恵さん

きょうのりらいふは、3人の子どもを育てながら、赤ちゃんから高齢者までが気軽に集う居場所づくりに励む女性に注目します。
高木菜々恵さん、34歳。
1年半前まで介護と子育てが同時に来る、「ダブルケア」を経験しました。

おおきな木

今年4月から、社会福祉法人「ゆくり」の事業として、宮崎市で 地域の居場所「おおきな木」を運営しています。
昼間は、子育て中のお母さんたちが集まり、お茶を飲んでゆっくりと過ごしたり、時には高齢者向けの介護予防体操を行ったりと赤ちゃんから高齢者までが利用する場となっています。

高木菜々恵さん

Q:おおきな木を作ろうと思った理由
A:私自身も介護の経験があり、子供を3人育てていることもあって、なかなか思うようにいかないこともあるなと思いまして、何か手助けになる自分にできることをできたらと思い、地域の人が集える場所を作りたいと思ったのがきっかけです。

午後3時半。小学生の子どもたちです。夕方は、学童保育になります。

夕方は、学童保育

学校ではすごく頑張って1日勉強しているので、ここでは子供たちもほっとできて勉強も出来る雰囲気を保っています。
高木さんは、ダブルケアを経験したことと、障がい者の就労支援施設で働いた経験を生かし、さまざまなケアを求める人たちの橋渡し役になりたいといいます。

利用者の声

県外からきて、ここを利用して、とても居心地よく生活してます。
空き家を利用していて、公民館も利用するけれど、また違っていいですね。

人で癒される

ケアって、人で癒されると思うんですけど、人が人を助けてくれる
お話することって一番大事だと思うんです。
お話することで、背負っている重荷が落ちてくれれば。
今後は、思いを同じくする仲間とともに、さらに地域に根差した活動を続けていきたいと言います。

お問合せ

横のつながりでお互いに大変なところを言い合えて、無理なく手だすけできる環境を作っていけたらと思います。

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