番組表
Reらいふ
2017年01月17日
手軽におしゃれに「豚足」を 県産食材を上手に食べよう(1月16日放送)
今週のテーマは「県産食材を上手に食べよう」です。
食わず嫌いじゃもったいない!
手軽でおしゃれに食べられる「豚足」をご紹介します。
都城市は牛豚鶏の産出額全国トップクラス!
紹介するのは肉ではなく豚の足、豚足。
お肌によいとされるコラーゲンを多く含み、中国では古くから美を保つために食べられてきたといわれる「豚足」。
畜産王国・都城市では、年間に出る豚足は約240万本にものぼります。
ところが、見た目や下処理が面倒という理由から県内での需要は少なく、県外に安く売られるなど、活用されていませんでした。
この畜産資源に目を付けたのが、「豚足王子」こと池田吉啓さん。
市場を広げるきっかけになると考え、6年前、豚足の加工技術を持つ都城市の豚肉製造加工会社に転職。
骨を抜くなど下処理して食べやすくした、手軽に調理できる製品を開発するなど、豚足の普及に励んでいます。
都城市が全国トップクラスの豚の産地であり素材も豊富にあること。
2つ目が豚足に期待される健康効果が見直されてきていてこれを有効利用しない手はないと思ったから。
調理の方法はワンパターンと思われがちだがいろんな楽しみ方があります。
池田さんがこれまでに考えたレシピは300以上。
一般の人を対象に、考案した料理の試食会「とんそくnight」を各地で開き、家庭に受け入れられる豚足料理の開発に力を注いでいます。
とんそくnightで特に好評だったという料理を紹介。
まずは豚足のトマト煮。女性に人気です。
食べ易く下処理した豚足を煮豆などと一緒にトマトソースで数分間煮込み、味を調えます。
豚足から旨味が出てゼラチン質の部分が溶け出し全体がとろっとまろやかに仕上がります。
また、下処理加工した豚足にバルサミコ酢をベースとしたソースをまわしかけ3分加熱します。
好みの具材と一緒に容器に入れ冷やし固めれば、テリーヌの完成です。
小さく切って盛りつければ、もてなしの一品にもぴったり。
予め下処理されているため様々な料理に手軽に使えます。
普段作るカレーや鍋などぜひ使ってみてください。
旨味とろみが増し益々おいしく食べられます。
乾燥する季節にお勧めです。
食わず嫌いじゃもったいない!
全国トップクラスの「豚足」の生産地でもある宮崎で、手軽にお洒落に、普段の食卓に並べてみては!