番組表
Reらいふ
2017年02月01日
心と体を整えて・・・宿泊で産後ケアができる助産院(1月31日放送)
産後、疲れた体や慣れない育児をサポート。
宿泊できる助産院をご紹介します。
出産後は心も体も思った以上に疲れていたり、育児に関する疑問や不安もたくさんです。
そんな時に頼りにしてほしいのが、「助産院」です。
とても静かな住宅街です。
ここちらが、宿泊で産後ケアがしてもらえる助産院、「きんかん助産院」です。
一見、普通の住宅ですよね。
2012年に開院した「きんかん助産院」。
妊婦さんの不安やトラブルの相談に乗ったり、分娩も担当してくれるほか産後の母乳、おっぱいケアなど妊娠出産にかかわるあらゆる問題に寄り添ってくれます。
宿泊で産後ケアが受けられる助産院は 県内に7つのみ。
ここでは3年前に宿泊でのケアをはじめました。
(病院との)大きな違いは寄り添ってケアが受けられるかどうか。
病院と自宅の間に助産院を利用される方は子育てこれでいいんだって自信をつけておうちに帰る。
どうしても育児のサポートが受けられない人や授乳にトラブルを抱える人などこれまでにおよそ40人のお母さんたちの産後に協力してきた緒方さん。
病院や、別の助産院で出産した人も受け入れています。
出産したその日からお母さんと赤ちゃんを受け入れ、24時間体制で身の回りのことを手助けしてくれるほか、温熱療法で産後の体を整えてくれます。
クスノキを使ったベビーベッドは綾町在住の木工職人が手作りした特注品で、ぬくもりを感じます。
どれだけお母さんたちの心と体、その人を取り巻く環境に私たちの方が寄り添ってケアできているか。
母親のように寄り添うということでしょうか。
食事を担当しているのは看護師免許を持っている妹の長友千澄さん。
お母さんの体や母乳のことを考えて作られる食事は、とてもおいしいと評判です。
患者さんの苦手なものは取り入れずに、油ものとか乳製品を避けるようにしています。
この日、去年「きんかん助産院」で産後を過ごしたお母さんたちが集まる交流会がありました。
- ゆったりした空気の中、緒方さんの笑顔にやさしく包まれてすごせました。
- 自分の時間がなかなか取れないから、2人目だとなおさら。それが快適だった。
- 産後も三日目ぐらいに調子悪かったけど、その時も一晩緒方さんが付き合ってくれて、私の休養を優先して(子ども)見てくれてだいぶ回復に向かいました。
宮崎県の助産師会のホームページとかもありますので、かかりつけのお医者さんがあるようにかかりつけの助産院があるという風に、安心感の中で育児をされたらいいと思います。
心も体もトラブルを抱えがちな産後のお母さんたち。
支えになってくれる助産院を利用して笑顔で育児を楽しんでください。
■お問合せ
きんかん助産院
宮崎市清武町加納
TEL:090-5087-7382