番組表
Reらいふ
2017年02月17日
地域をサポート「お助けマン・ウーマン」(2月16日放送)
「サポート」をテーマにした今週のりらいふ。
きょうは「地域のサポート」を行うある取り組みをご紹介します。
小松台地区では住む人が安全に快適に暮らすために、住民同士でサポートしあうある取り組みを行っています。活躍するのはこの方々!
「わたしたち!小松台 お助けマン ウーマンです!」
宮崎市の小松台地区社会福祉協議会が2011年にはじめた取り組みで、一定の料金で高齢者や乳幼児がいる世帯の暮らしをサポートするというものです。
「やはり高齢化が一番。戸建て住宅が多い、結構住民間の関係も希薄だったということも含めて見守りもできる」
およそ3000世帯7000人が暮らしている小松台地区は高齢化率が30パーセントを越え、さまざまなサポートを受けなければ日常生活が困難な世帯も増えています。
「一人住まいの方が増えてきた。今まで夫が庭とかきれいにしていたけど、助かります・・・と聞く」
この事業は小松台地域に住む65歳以上の高齢者や乳幼児がいる世帯などが対象でお助けマン・ウーマンが庭木の剪定や草取り、買い物の手伝いなどをします。
お助けマン・ウーマンは地区の社会福祉協議会に登録し研修を受けた14名の中から数名が派遣されます。
たとえば・・・
- 庭木の剪定「700円」
- 買い物の手伝い「100円」
など、内容によって金額が異なりますがどれも格安です。
あくまでも、小松台地区内での助け合いなので、地区外の人は頼めません。
「あーもー助かりますよー!本当!」
- 「仕事はきついけどやはり作業終えた後、きれいになったありがとうという言葉を聞くとわれわれもうれしい。仕事の励みになる」
- 「やっぱりたのしい。いろんな話聞けて。輪が広がる、つながりが出てくる」
「(お金を払うと)お互い平等な関係になれるということ、相互扶助になる」
依頼者もボランティアスタッフも随時募集しています。
地域の人が安心・安全に生活できるように住民同士でサポートし合う、ひとつの形が ここにあります。
■お問合せ
小松台地区社会福祉協議会
宮崎市小松台西
TEL:0985-62-3966
※金額の改定など内容に関しては随時話し合いをして見直しているそうです。
※ボランティアスタッフの募集も行っていて、助け合いの地域づくりを深めたいとお話していました。