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2017年03月21日

あなたは決めていますか?「かかりつけ医」(3月20日放送)

今週のテーマは「かかりつけ」です。
あなたは決めていますか?
かかりつけ医」についてお伝えします。

「かかりつけ医」について

体調で何か心配なところがあると大きな病院を受診したほうが安心と思いがちですが、身近で信頼できるかかりつけ医を持つとより安心です。
かかりつけ医を持つのに特別な手続きは必要ありません

かかりつけ医のイメージ

風邪をひいた時、ちょっと体調が悪いときなど、日頃から見てもらう医師を自分で決めれば、それが「かかりつけ医」です。
いつも見てもらうことで、変化に気づいてもらい、入院や精密検査が必要な病気が見つかったときは、適切な病院や医師を紹介してもらえます。
近年、こうした「かかりつけ医」の必要性が高まっています。

こまき内科

宮崎市の診療所を訪ねました。
医師1人と看護師4人で医療を提供しています。
診療所の小牧齋医師に話をうかがいました。

かかりつけ医を持つと、どんなメリットがあるのでしょうか?

かかりつけ医のメリット

気軽に相談できることから何かあったらすぐ診療所に行って先生からみていただければ病気を早く見つけることができます。
治療にも早く踏み出せる
また、重症化を、早く見つけることによって、今までみてた病気でも、何回もみてる間に重症化を防げてすぐ大きい病院を紹介していただけます。

紹介状なしで、大きな病院を受診

紹介状なしで、大きな病院を受診する場合、初診料に加え数千円の料金が別途上乗せされます。
さらに、どの診療科目にかかればいいかすぐにわからず、長い時間待たされて、診療時間が数分、ということも・・・?
かかりつけ医からの紹介があれば、時間や費用が効率化されるのです。
こうした「かかりつけ医」の必要性が高まっている背景には、高齢化に伴う医療費の増加があります。
医療費が高騰してきてます。
国は効率的な医療にどうきりかえるか一生懸命になっています。

医療費が高騰

それはやはり高齢者が増えてきているということ。
高齢者はいろんな多臓器疾患を持っていまして、いつでもどこでも病気が急変してくる。
地域でそういう患者さん1人1人を支えていこうというのが地域医療の考え方です。
小牧医師はこれまで30年近く地域の医療を担ってきました。
診療所での診察に加え、月に数回は訪問診療も行っています。
かかりつけ医を見つけておくことは、普段、病院を受診しない若いうちから心がけておくことが大切だといいます。

小牧先生

若い頃から、何かあったときは相談できるという先生を同じ目線で話し合える先生を探すのがよいと思います。
そこをかかりつけ医と自分なりに思い相談できるお医者さんを作っておくことは、自分が年齢を重ねたときに病気になったときの早期治療早期診断につながるので持ってたほうがよいと思います。

いざというときに頼れる味方になるかかりつけ医。
病院を受診する機会がないという方も、早いうちから見つけておきたいですね。

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