番組表
Reらいふ
2017年03月24日
こころの相談窓口 かかりつけレスキュー(3月23日放送)
今週のテーマは「かかりつけ」です。
こころの孤独に寄り添うための相談窓口、かかりつけレスキューを紹介します。
平成26年度の宮崎県の自殺者の割合は、全国ワースト3位。
現在、そこから少しずつ減少しているものの、まだまだ何らかの対策が必要です。
そんな中、これまで都城でボランティア活動を続けてきたあなたの街の応援団が、去年7月、NPO法人として立ち上がり、さらに活動を広げています。
活動のひとつ、訪問型こころの相談窓口「かかりつけレスキュー」は、精神科の訪問看護経験がある看護師や心理士を中心に、3人のスタッフが相談支援などを担っています。
精神的ストレスや病気、育児や介護での悩みなど・・・
誰にも相談できずにひとりで抱えている方々のもとへ、スタッフが出向いて話を聞いています。
都城市内が対象となりますが、この1年間で約400件の相談がありました。
孤独や孤立を少しでも減らそうという心の居場所づくり、仲間づくりを目指して行なわれているのが、「えん結び」ネットワーク。参加者が一緒にえん結びの水引を作ります。
ワークショップを通して心の呟きに気づき、大切な命を落とすことがないようにするための活動です。
エリアの限定はなく、誰でも参加できる「えん結び」の講座。
作られた小物類は、様々なイベントで活用されています。
他にも、障害者とともに調理し一緒に食事をする食育ボランティアなども行なわれています。
これらの活動をより多くの方に知って頂き、悩みをもつ人たちの心の声を地域につないでいけたらと思っています。
どこに相談していいのかわからない人たちが、話せる場所、相談できる場所なんです。
誰にも話せない苦しいことがあったら、まずは、お電話ください。
訪問型こころの相談窓口かかりつけレスキューの対象エリアは都城市内ですが、訪問手段の充実に役立てるため、今月末まで、活動を支えるためのかかりつけレスキュー募金も募集しています。
詳しい内容は、フェイスブックから「あなたの街の応援団」、ぜひ のぞいてみてください。