今週のテーマは「春を探して」。
可憐な春の花々が彩る英国式庭園の「フラワーガーデンショー」を紹介します。

松林に囲まれた英国式庭園に春の花々が一斉に咲きそろう「フラワーガーデンショー」。
今日はここからひと足早い春をお届けします！

1999年、イギリスのトップガーデンデザイナーロビン・ウィリアムスによって設計された英国式庭園は、英国を代表する4つの庭で構成されています。

イギリスの田園風景をイメージした「コテージガーデン」はノスタルジックな雰囲気が特徴です。
海辺の強い日差しや潮風を生かしてデザインされたのは「シーサイドガーデン」です。
芝生が美しい「フォーマルガーデン」は直線と曲線が対照的になるように構成された伝統的な整形式庭園で「メドゥガーデン」は草原をイメージした牧歌的な庭になっています。

春は英国式庭園が最も華やぐ季節です。たくさんの春の草花たちがまもなく見頃を迎えますので、ひと足早い春を感じていただけると思います。
チューリップやヴィオラはよく知られていますがよく見かける花でも、意外と名前はわからないという方も多いのではないでしょうか？

この白い小さい花はアリッサムと言います。育てやすく開花時期も長いので、いろんなところで見かけられる花だと思います。

甘い香りがしてきましたね。

クレマチスです。
英国ではつる性植物の女王として古くから親しまれています。
こちらはヒヤシンス。花にら。
ピンク色の小さい花はオキザリスです。

うつむき加減に咲く奥ゆかしい花はクリスマスローズ。
水仙やムスカリも咲きそろいます。
名前を覚えると、花との距離がぐんと近くなるから不思議です。
庭園の中央に佇むガーデンハウスでは、ティーインストラクターが淹れる本格的な紅茶を味わうことができます。
フラワーガーデンショーの期間中はアフタヌーンティーセットも提供しています。

スタンドを使った正式なアフタヌーンティーのスタイルです。
新鮮な野菜が貴重だったかつてのイギリスで、最上級のもてなしだったのがきゅうりのサンドイッチ。その伝統にあやかり、採れたての宮崎産きゅうりを挟んでいます。
期間中は健康づくりに注目されている「ノルディックウォーキング」のイベントや毎年にぎわいを見せる「グリーン＆ガーデンマーケット」などさまざまな楽しい催しも予定されています。

忙しい日常は、松林の向こうへ。
春の花の中でのどかなひとときを過ごしませんか？