番組表
Reらいふ
2017年04月25日
こどもの読書週間 小児科医も薦める「絵本」(4月24日放送)
きのうから来月12日までは、「子どもの読書週間」今週のReらいふは子どもと絵本についてお伝えします。
宮崎市内の佐藤小児科です。
ここでは受付の絵本がそろってます。
絵本を身近に感じてもらうために置かれた絵本。
「かばくん文庫」と名づけられ、およそ540冊もそろっています。
中にはこんな子どもも・・・
(子)「いやだいやだ~読んで~」
(母)「読んだじゃん・・・」
(子)「いやだ~読んで~」
(母)「わかった、読んだら行くよ」
(佐藤院長)
病院に来ることを楽しみにしているという方がいます。
佐藤小児科に来ると絵本がたくさんある~と言って来られています。
子どもたちに人気の絵本ですが、珍しいのは、小児科で「絵本の貸し出しを行っていること」。
家庭でも絵本を読んでもらいたいと10年以上前からはじめました。
借りられるのは病院を受診した人で1人2冊まで。
名前や住所、絵本の名前などを記入し持ち帰ります。
貸し出し期間は2週間です。
病院によると一ヶ月に平均16人ほどが借りていくそうです。
いつも助かってます。
なかなか図書館とかまで行く事って難しかったりするんで。
来たときは自分で何冊か選んでもらうようにしています。
子ども達は楽しみに、病院に嫌がらずに来てくれるので助かっています。
佐藤小児科のホームページでは貸し出し状況やおすすめの絵本もランキングで紹介されています。
佐藤先生は、この時期の読書には大切な意味があると話します。
本に対する抵抗感がなくなって自分でどんどん読んでいくようになりますし、いずれ学校とかなったときに本をい
っぱい読む子になると思うのでいいことがいっぱいあると思います。
さらに子どもたちにとって大切なのは・・・「読み聞かせ」です。
宮崎市では乳児の7、8ヶ月検診の際に絵本の無料で配布するなど絵本に触れる機会を広げています。
絵本を読んでもらうということは子どもにとっては至福の時間じゃないかと思うので、ぜひいっぱい読んでほしいと思います。
親子でもっと、絵本を身近に。
小児科の待合室には絵本を読む優しいお母さんの声と子どもたちの真剣な眼差しがありました。
■お問合せ
佐藤小児科
宮崎市清水
TEL:0985-22-4705