明日からいよいよ５連休ですが、どうやって過ごそうか迷っている方におすすめしたいのが、ここ城下町飫肥の町歩きです。

江戸時代の街並みをそのままに残す飫肥は、九州で初めて重要伝統的建造物群保存地区に選定されており毎年多くの観光客が訪れます。
そこで今日は、飫肥の上手な歩き方を飫肥城下町保存会の鈴来さんに教わります。

まずですね、大手門をくぐっていただきまして、城内を歩いていただきたいですね。
昔の武士が、こうやってここを通ったんだなあというのを想像していただけたらなと思います。

大手門の先には「飫肥城歴史資料館」があり、さらに上ると樹齢百年を越す飫肥杉が林立する「旧本丸跡」へと続きます。

ここは「しあわせ杉」と呼ばれるパワースポット。
4本の杉の中心に立つと幸せパワーがもらえるのだそうです。

城内で歴史を感じていただきましたら、また大手門を出て、今度は上級武士の武家屋敷を歩いていただいて、歴史的な名残りを楽しんでいただけたらなあと思います。

武家屋敷通りを少し下ると水路に鯉が泳ぐ涼し気な光景が。
その先は商店街でにぎわう商人通りです。

Q：ここで是非おすすめしたいのがこの「あゆみちゃんマップ」なのですが、これはどういうものですか？

A：地元の美味しい食べ物や手作りの商品と交換できる引換券が５枚付いたマップです。
歴史資料館など7つの施設の入場券が付いたさらにお得なタイプもあります。
対象となるのは44店舗。
ピンクののぼり旗と番号の付いた看板が目印です。

こちら「泰平せんべい本舗」では炭火で手焼きした泰平せんべいとお茶を店内で楽しむことができます。
マップに新しく加わった「産直めしんせ屋」では、可愛らしい押しずしと引き換えられます。
こちらは「服部植物研究所」。
顕微鏡で苔の観察ができ、17世紀ドイツの書物から印刷したレトロな苔のイラストカードと引き換えができます。

3日4日は、飫肥城内で「泰平踊り」の公演を行っております。
3日から5日は、「人力車無料体験」ができますので、タイムスリップした気分を味わっていただけたらなと思います。

九州の小京都とも呼ばれる風情ある街並みが魅力的な飫肥城下町。
人力車から眺める景色も、また格別です。