番組表
Reらいふ
2017年06月01日
シリーズ 在宅医療・介護 3.地域包括支援センターの役割(5月31日放送)
シリーズでお送りしている、在宅医療と介護。
今日は、高齢者の暮らしの強い味方。
地域包括支援センターについてご紹介します。
各自治体が主体となって設置される、地域包括支援センターは、宮崎市内に19か所あり、高齢者の暮らしに必要な、様々な情報を提供しています。
域包括支援センターは、地域の中で生活している高齢者の方が、今の生活が続けられるように、何か不安な事などが出てきた時に、対応できる機関として設置された、高齢者の為の総合相談窓口です。
センターには、いろんな専門の資格を持ったスタッフが対応しています。
例えば、
- 介護や介護予防、健康に関する相談。
- また、虐待や振り込め詐欺、認知症に関する事など、高齢者の権利を守る支援。
- そして、住み慣れた地域で、安心して生活出来るように、地域の方や、関係機関の皆さんと共に、ネットワークを作っていきます。
この日は、主任ケアマネージャーの田中さんが、宮崎市に住むご夫婦のお宅を訪問。
介護保険サービスの今後の予定の説明をはじめ、毎日の暮らしや、健康状態など、いろいろな話をします。
この日は、福祉用具の点検を専門業者が行っていました。
このような手配も、センターで行います。
大事な事は、信頼関係だと思います。
お互いが信頼でき、お話が出来る事で、ご本人、ご家族が希望する生活に、つながっていくと思います。
そういった意味で、自宅に訪問することは大切だと思います。
- お話すると楽しいです。
いつでも何でも相談できる安心感あって、献身的にやって頂く事がありがたい。
やさしく相談にのってもらったり、世話をして頂く、とてもありがたい。
センターでは利用者の状況を見ながら、優先的に必要なサービスの情報提供や調整、支援を行います。
必要なサービスは、その人によって違うため、サポート内容は様々です。
介護や、障害など、高齢者に必要な情報や手続き、サービス利用などには、いろんな窓口があって大変です。
センターに相談して頂ければ、解決出来る事もありますし、いろんな機関や制度につないだり、その方に合わせた対応をしていきます。
ぜひお気軽にご相談下さい。
センターでは、地域包括ケアシステムについてまとめた情報誌ぐるみん宮崎を、無料配布中です。
こちらも参考にしながら、高齢者の暮らしに関する相談は、お近くの地域包括支援センターまでお問い合わせ下さい。