番組表
Reらいふ
2017年07月04日
レストランコンシェルジュ(7月3日放送)
今週のReらいふでは、様々な分野のコンシェルジュの方を紹介していきます。
きょうは・・・レストランコンシェルジュです。
宮崎観光ホテルのレストラン「ディアマンルージュ」で働くスタッフ向高小由紀さんは2015年、23歳以下の技術者が競う技能五輪全国大会のレストランサービス部門で優勝を果たしました。
つまり日本一のレストランサービススタッフです。
一口目食べてみてお客様の反応とかリアクションとかどういった表情をしているのか、そういったのをできるだけ見たいと思っています。
お客様が口に出せない要望とかも感じ取れることがあるので大事にしています。
ちなみにこのレストランには他にも全国大会などに出場したサービススタッフが多くいます。
今では目標ともなっている向高さんに外食などで役立つテーブルマナーを教えていただきました。
まずは「ナフキンの使い方」。
一般的にひざの上に大きく広げて使うという人が多いですが・・・
広げ方にもポイントがあります。
自分の内側にナフキンを三分の一ほど織り込んで膝もとの上に敷いてもらうんですけど、織り込んだ内側で口をぬぐってもらいます。
こうすることで、洋服が汚れるのを防ぎます。
さらに、グラスについた口紅などは直接ナフキンでグラスを拭くのではなく、一度、手でグラスを拭いて汚れた手をナフキンできれいにするのがよいでしょう。
そして、意外なのが食事を終えて帰るとき・・・
ナフキンをきれいにたたんでしまうと口に合わなかったという意味になってしまいます。
きれいにたたんでしまうのではなくクシャクシャっとしていただいてテーブルの上に置いてもらってそのままお帰り頂きたいです。
続いて、ワイングラスで「乾杯」する時、音を立てるのは・・・?
テーブルマナーとしてはNGです!
薄く作られているワイングラスはグラスを鳴らさず目の高さに上げて「乾杯」とするのがいいでしょう。
実践できるものをどんどん取り入れてもらって、楽しく食事をしてもらえればいいと思います。
いろいろなマナーがありますが生かせるものを実践してみなさん、楽しいお食事を~。
■お問合せ
宮崎観光ホテル ディアマン・ルージュ
宮崎市松山1丁目
TEL:0985-32-5910
■向高さんの今の目標は「ワインソムリエ」の資格を取ること。現在勉強中です。