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Reらいふ
2017年07月12日
地元食材魅力再発見!日向夏オイル(7月11日放送)
あまくさわやかな香りがお部屋いっぱいに拡がっています。
実は今、香りの蒸留体験を行っているところなんです。
日南市にある「LC宮崎香りカフェ」にやってきました。
こちらでは日向夏をはじめ「へべす」や「ショウガ」など宮崎の特産品を使ったエッセンシャルオイルを精製、販売しています。
エッセンシャルオイルとは植物からとれる天然の液体のことで香り成分が凝縮されています。
日向夏の香りがとても優しくて癒されて・・・だけどまだ世の中に日向夏の香りが出ていなかったんです。
それで、世の中にこの日向夏の香りを広げようと思って始めました。
そんな想いを支えたのは息子の公亮さんでした。
宮崎には日向夏、へべす、いろんな魅力的な素材があるんですけど、まだまだ県外とか、県内の方もご存じない方も多かったんですね。
その中でアロマという視点で、魅力を発信できればいいなと思って始めました。
エッセンシャルオイルの抽出方法にはいくつかありますが、こちらで行っているのは水蒸気蒸留法です。
予約をすれば体験することもできます。
材料を細かくして火にかけ約1時間、コトリコトリと香りのしずくが滴るのを待ちます。
待っている間はケーキやランチを楽しんでもいいし、お外の散策も楽しいですよ。
ここ「LC宮崎香りカフェ」は廃校になった小学校の跡地を利用して作られたコミュニティ広場「潮の杜」の中にあり海岸も目の前です。
「できました!これが日向夏の皮23個分のぎゅーっと詰まった香りですね。
爽やかですね・・・。甘酸っぱくて優しい香りがしますね。」
こうして抽出されたエッセンシャルオイルは専用のディフューザーを使って香りを楽しむほか、スプレーやクリームにすることもできます。
アルガンオイルなど6つの植物オイルと予めブレンドした美容オイルは一番の人気商品で、宮崎物産館などでも購入できます。
宮崎の日向夏やへべす、ゆず、そういった天然の香りで、毎日の生活を癒されながら生活してほしいなと思っております。
宮崎市内でも香水作りのワークショップなどを行っています。
身近な食材の意外な活用法、可能性はまだまだ広がりそうですね。