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Reらいふ
2017年07月14日
地元の食材活用「じもっとパン」(7月13日放送)
今週のテーマは「地元の食材活用」。
きょうは、宮崎県産の食材を使った「じもっとパン」を紹介します。
作っているのは、こちら、宮崎市にある「欧風パン リビエール」です。
創業34年になる店で、2代目としてパンを作る押川裕一郎さん。
店を継ぐため、2年前に脱サラをして福岡から戻ってきました。
パン職人としては、まだまだ修行の身ですが、
パンを通して宮崎の食材をもっと身近に感じて頂けたらと思い、新しいパンの開発を進めてきました。
今年の4月から「じもっとパン」としてシリーズ化し、現在9種類を販売しています。
その中で売り上げナンバー1の人気商品は、「延岡北浦 月の塩パン」。
一日に600個を完売する日もあるそうです。
月の塩は、ミネラルたっぷりのまろやかな塩なので、塩辛すぎないのが好評ですね。
こちらは「綾 切り干し大根お好み焼きパン」。
綾町で作られたの切り干し大根を、県産のウスターソースに漬けて戻し、マヨネーズとあえてパンに詰めました。
鰹節をのせて焼くことでお好み焼きのような風味です。
こちらは、大正6年創業の老舗店が作る百年みそを使ったバターコーン。
香ばしくて甘みのあるパンに仕上がっています。
そして、同じく百年みそを使ったゴマラスク。
甘じょっぱさが後をひく懐かしい味のラスクです。
さらに、甘みの強さが特徴の日南しょうゆを使った焼きおにぎりパン。
日南しょうゆの香ばしさが香る甘くないラスクは、おつまみとしても人気です。
他にも、三股町のお肉屋さんが作る話題の調味料を使ったマキシマム ジャーマンポテト。
高鍋 ひまわりキャベツのスタミナパンは、宮崎市のお肉屋さんで人気の焼肉のタレに、高鍋どれの乾燥キャベツを漬けて戻し、パン生地にはさんでいます。
☆買い物客:
これまで、地元食材を使ったパンはあまり見かけなかった。
お茶クリームパンが大好き。
こちらが、その国富のお茶クリームパンです。
粉末のお茶をカスタードに混ぜて、ふわふわのパンにたっぷり詰めてあります。
デザート感覚のパンですね。
夏は冷やして販売していますので、冷たいスイーツとしてもお楽しみいただけます。
今も、これらの食材で新しいパンを試作中です。
これからも地元の食材を使ってどんどん開発をすすめ、全市町村の食材を網羅し、宮崎のすばらしい食材をパンを通して広めていきたいと思っています。
パン職人の熱意と、おいしい地元の食材を再認識できる「じもっとパン」。
食べると笑顔になれますね。