番組表
Reらいふ
2017年07月28日
自由研究お助け隊!「短歌」を作ってみよう!(7月27日放送)
夏休みの自由研究、何をしようかまだ迷っている人は「短歌」に挑戦してみませんか?
実は今日、最強のアドバイザーをお迎えしているんです!
歌人の俵万智さんです。
宮崎に移住されて約1年。
今年は『サラダ記念日』発行30周年という記念すべき年でもあります。
短歌は五七五七七、この形だけが決まりなんですね。
その形の中にみんなの言葉を入れてみると、すごく言葉が生き生きし始めます。
その面白さを感じてほしいなと思いますし、どんなことでも歌になるし。
まずは作ってみてください、と思いますね。
そこで今回は、2人の小学生と「宮崎大学短歌会」を訪ねました。
メンバーの皆さんにどんな時に短歌が生まれるのか聞いてみます。
■久永さん
学食でごはんを食べている時にいちゃいちゃしているカップルがおりまして、「ちぇっ」て思いながらオクラサラダを食べている時に思い浮かびました。
「他人の恋見つつ正午の食堂で オクラサラダを ねばつかせおり」
それでは子供たちにも短歌を披露してもらいましょう。
■樹さん
「生きものへ いのちをくれてありがとう おさかな大すきとおっても」
■学生たちからのコメント
素直な気持ちが詠めてる。
お手紙みたいで気持ちがよく伝わってきていいと思います。)
■楓乃さん
「父たんしん 私の仕事増えていく まだかまだかと帰りをまつよ」
■学生たちからのコメント
いないと私は大変だからっていうちょっと皮肉もありながら愛情も感じられる優しそうなお父さんが見えますよね。
お父さん大好きって書いてないけど、お父さんのこと大好きなんだろうなって。
■中村先生
短歌は心を言葉に表現するものですので、想像力とかコミュニケーション能力とか、国語の力も高めますので、是非ご家庭の中で短歌会を楽しんでいただけたら、良い夏休みになると思います。
■樹さん
作って良かったなと思いました。
■楓乃さん
自分が思っていない想像も言ってくれたのでとても勉強になりました。
■俵さん
日常の中のちいさなときめきに敏感になれるというのが、私自身も一番嬉しいことですね。
短歌を作っていること自体が、自分の暮らしの中にすごく素敵な時間を呼び込んでくれるな、と思いますね。
日常の小さなときめきを短歌に!
夏休みの思い出としてしたためてみませんか?