番組表
Reらいふ
2017年08月11日
夏の健康対策 イマドキのラジオ体操(8月10日放送)
「夏といえば・・・」
時刻は6時30分前です。
ここ宮崎市の小戸地区にある公民館にはこうやってたくさんの人が集まっています。
この日、体育館に集まったのは宮崎市鶴島に住む子どもから大人まで107人です。
「いち、にー、さん、しー、いち、にー、さんしー、腕と足の運動!」
14年前から自治会主催で夏休みの期間中、毎朝6時30分にラジオ体操をしています。
この日は台風の影響もあって室内でしたがいつもは地域の公園で。
多い時には130人ほどが集まるそうで、この規模は市内でも珍しいということです。
まずは自分が健康になるし全身運動になって一生懸命すると本当に汗をかきます。
指導する自治会長の吉田暎彦さんは県内でただ一人、
1級ラジオ体操指導士の資格を持っています。
そんな吉田さんも夏はラジオ体操で健康増進をと話します。
「まずは心臓に遠いところからはじめる運動からどんどんいって、すべての筋肉、骨を動かすように考えられています」
数年前から書籍などを中心に注目を集めているラジオ体操。
宮崎でも都城市などでは地域の活性化のために方言を使ったラジオ体操の動画を制作しています。
「腕をしっかい横さふっ!あしゅあげっ! 腕はしっかいぴしゃとめっ! はい じゃが~」
- 「みんなで一緒に朝から気持ちよく体操するところ気持ちい」
- 「92歳でございます。皆さんにお会いできるという楽しみと自分の体が動くということがとても嬉しいです」
夏の健康、生活習慣のために始まったラジオ体操ですが今では地域のつながりを生む大切なものであると吉田さんは感じています。
そこに来ると子どもたちに会える。
大人同士も顔を合わすことによって絆が深まります。
夏といえば「ラジオ体操」。
体力づくりにみなさんもぜひ取り組んで、暑さを乗り切ってください。
■ラジオ体操の歴史は昭和3年から。今では取り組みのない地域や学校でやらないというところも多く曲を聴いて得も体が動かない子どもが増えていることが残念だと吉田さんが話していました。
■ラジオ体操は第1、第2、それぞれ1~13番まであり、すべてに効き目、効果が現れるからだの部分がある。
■吉田さん自身も県内さまざまな学校や地域を訪れてラジオ体操の指導を行っているそうです。
■ちなみに吉田さんは以前UMKのスポーツキャスターをなさっていた吉田愛美さんのお父様です。