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Reらいふ
2017年08月24日
身近な女性アーティスト 独学でパステル画(8月23日放送)
身近な女性アーティスト。
独学で取り組むパステル画のアーティストをご紹介します。
宮崎市に住む主婦、笠置麿美さんです。
パステルアートの柔らかい色調に惹かれ独学で制作活動に取り組んでいます。
夫の転勤で宮崎へ来ました。
夫やこどもは会社や学校という社会に出て、家にいるのは私だけ。
いただいた画材があったので描いてみたのがきっかけです。
美術の(勉強)経験は全くないが、描き始めてすごい楽しくて今では生活の柱となっています。
パステルアートに必要なのは、画材となるパステル、台紙、それに茶漉しなどで、どれも100円ショップなどで手に入るものばかり。
手軽に始められるのが魅力の1つです。
まずは、茶漉しを使って台紙の上にパステルを削り、指で広げます。
イライラしているときや何かあったときにやると気持ちが落ち着きます。
他の色を重ねても構わないので。混ざってもきれいな色が出ます。
所々消しゴムで消すと、色の濃淡ができ光と影を演出できます。
黙々と指を動かすだけ。手軽だがよい作品でききます。
鉛筆やペンなど他の画材を使って追加して描いても素敵になりますよ!
笠置さんが手がけるのは日常生活と女の子をテーマにした作品です。
はじめは意識してなかったが今思えば女の子は自分。
宮崎の素敵な景色を一緒に交えて描いています。
笠置さんのもう1つの楽しみ方が同じ趣味を持つ人たちとの交流です。
作品をスマートフォンで撮影し写真共有のSNSに投稿。
作品を見た人たちからは、多くの反応が返ってきます。
「素直にうれしい。パステルアートを通して人とつながれてるっていう感覚があります」
笠置さんは現在、宮崎市内のギャラリーで作品展も開いています。
「自分の絵で自分が元気をもらっているので、他の誰かが私の絵を見て心が癒されていけばよい」
日々の暮らしを楽しくしようと始めたパステルアート。
笠置さんの表現の幅はますます広がっていきます。