番組表
Reらいふ
2017年09月01日
災害への備え「備蓄」ローリングストック法(8月31日放送)
宮崎県民災害への備え100パーセント計画始動。
「巨大地震に備え備蓄を急げ」・・
ほとんどの人がわかっていると思います。
でも、胸をはって「ちゃんと備蓄しています」と答えられますか?
平成28年度の県民の意識調査で、「災害に備えている」と回答した人は45.6パーセント。
まだまだ十分とは言えません。
南海トラフ巨大地震の想定では、宮崎県でも約40万人が避難生活を送ることが予想されています。
Q:各家庭で、最低どのくらいを目安に備蓄をすればいいのでしょうか。
A:災害後最低3日間、できれば1週間は、備蓄で乗り切る準備をしてほしいですね。
Q:1週間の家族分となると、かなりのストックが必要ですよね。
A:「備蓄」というと、災害用の非常食を大量に準備することを想像しがちですが、そうではありません。
使いながら備蓄する「ローリングストック法」を実践するといいと思います。
ローリングストック法、つまり回転備蓄法です。
日常使っている飲食物を、最初多めに購入しておいて、消費したらその分補充する。
そうすれば、常に一定量の飲食物を自宅内に備蓄することができます。
缶詰やレトルト食品など、消費期限が長い食品もローリングストックに適しています。
これを実践することで、日頃から食べ慣れるたものが選べたり、缶詰を使った料理のバリエーションも広がったりします。
Q:水は、どの程度備蓄すればいいですか。
A:最低でも3日分は準備してほしいですね。
成人ひとりあたり、1日3リットルが目安です。
これを家族の人数分になります。
ペットボトルのミネラルウォーターやお茶、野菜ジュースなどと組み合わせて確保してください。
また、家庭状況によって、災害時の必需品は変わってきます。
乳幼児や高齢者、要介護者がいる家庭、食品アレルギーがある場合、ペットを飼っているなど、揃えるべきものも違ってきます。
備蓄品や非常持出品は、家族みんなで相談して準備することが大切です。
県のホームページには、チェックリストがありますので、これを参考にしながら早速、備蓄に取り組んでください。
南海トラフ地震などの大規模災害から命を守るためには、私達一人ひとりが災害に備えることが大切です。
きょう、この放送を見た今が、そのきっかけです。
ぜひ、災害に備えて備蓄を実践してください。