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Reらいふ
2017年09月06日
夏の疲れ解消法 紫外線で疲れた目のケア(9月5日放送)
9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いています。
紫外線を防ごうと日焼けに気をつけているという方は多いと思いますが、目は大丈夫ですか?最近疲れていませんか?
宮崎市の宮崎中央眼科病院で、紫外線が目に及ぼす影響について聞きました。
ひとつはよくご存知の白内障。
紫外線が水晶体に吸収されることによって白内障が若い方でも出たりします。
さらに、黒目と白目の境目が壊れ、白目が黒目の中に入ってくる「翼状片」。
そして、目のたんぱく質が分解されることによって変色したり、隆起する「瞼裂斑」が紫外線による目の病気として上げられます。
症状としてはそこが炎症を起こして充血したり、異物感があったりということがあります。
さまざまな目のトラブルを解消するための工夫、まずは手軽なサングラスです。
UV対応レンズが多く出ていますが、サングラスを選ぶ時に注意するポイント。
それは「色の濃さ」です。
あまり濃いと瞳孔が開いてフレームの周りから光が入ることによって目の奥まで有害な光線が入ることがあります。
中には目の上、横、下を覆うものもあり、より紫外線を防げます。
またコンタクトレンズにもUV対応のものがあります。
ただコンタクトレンズの場合は黒目の部分しか防げないのでサングラスや帽子も合わせて使いましょう。
仕事でパソコンを使うなど目の疲労を溜め込むことによって起きる「夕方老眼」「週末老眼」も注意です。
最近30代から40代の方に多いです。
20代の方にも出始めています。
紫外線を浴びることによってそれだけ目に影響あるので余計眼精疲労が増します。
疲れがひどいときには蒸しタオルが効果的です。
心地よいと感じるくらいの温度に温めたタオルを目の上に10分から15分置きます。
温めることによって血流がよくなって、凝りが溶けていくことで眼精疲労が改善されると思います。
夏の疲れが目にも出る時期です。
また紫外線の影響は一年中受けています。
疲れ改善や予防はお早めに。
■病院では蒸しタオルが手間になるという人には封を開けるだけで温かいアイマスクになるものをオススメしています。ドラッグストアなどで販売されているのでお手軽です!
■取材したスタッフの家族も目に変化を感じていたそうで、先生に聞くと翼状片でした。