番組表
Reらいふ
2017年09月21日
宮崎の城さんぽ 3 高鍋城(9月20日放送)
今週のReらいふは、のんびり散策を楽しみたい県内の城をご紹介しています。
今日は、高鍋城です。
ボランティアガイドの会、臼山さんに見所を案内して頂きました。
平安時代中期、土持氏の所有となった城は、その後、伊東市、島津氏を経て、1587年、秋月氏へと渡ります。
そこで、高鍋城に改名。およそ280年に渡り、秋月氏の居城でした。
城の周りには、お堀があり、三の丸、二の丸、本丸と続きます。
さらに上には、三層やぐらがあり、それを支えた石垣は、現在も残っています。
高鍋城の大きな見所は、県内で唯一残る城堀。
城の正門と言える大手門を中心に、540メートルに渡り見ることができます。
敵からお城を守るために作られたお堀です。
穏やかな天気のいい日は、お堀の周りの木々が水面に映って、すばらしい景観です。
そして、秋月種樹公の(たねたつ)邸宅を復元した萬歳亭はなれの中庭にある水琴窟も是非立ち寄りたいスポットです。
茶室に入る時の作法の場としての小庭。
その下に素焼きの壷を逆さにしてふせてあります。
しずくが壷の中に落ちる、それが壷の中で反響して、まるで琴を弾くような音に聞こえる。
水琴窟なんですね。
風情たっぷりの景色や音色を満喫したあとは敷地内にある洋食屋さんでひと休み。
こちらのオススメ、ビーフカレーを頂きました。
和牛のA4等級以上の肉をじっくり煮込み、しょうがで辛味を付けた、甘くて辛い黒カレーです。(肉150g使用)
お肉が口の中でほろほろとほどけていくカレーもコクがあって、深い味わいです。
またケーキは、素材にこだわり、丁寧に作られた、ちょっと大きめサイズ。
やさしい味わいを楽しみながら、ゆったりくつろげます。
高鍋城では、季節ごとのイベントもあり、10月7日、8日の二日間は、高鍋城・灯籠祭りを開催。
約10,000基の灯籠のやさしい光で、会場は幻想的な雰囲気に包まれます。
当時の様子を残しつつ、みんなの憩いの場になっている高鍋城。
のんびり訪れてみませんか。
■お問合せ
高鍋町観光協会
TEL:0983-22-5588
藍樹
TEL:0983-23-4778