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Reらいふ
2017年09月26日
「介護は最後を豊にする仕事」介護の魅力・やりがいとは(9月25日放送)
今週は「これからの介護」についてお伝えしていきます。
今日は介護の現場の若い力をご紹介します。
仕事のやりがい、魅力とは?早速いってみましょう。
綾町にある特別養護老人ホーム「やすらぎの里」です。
この施設で働く永野幹樹さんは21歳。
高校卒業後18歳で介護の現場に入りました。
今高齢化が進んでまして少しでも地元で働いて人の役に立てればいいと思ってこの仕事に就きました。
施設にいる33名のスタッフのうち12名が10代、20代の若手で永野さんもそのうちの一人です。
そんな永野さんは利用者からの信頼も厚く、人気者なんだそうです。
いつもご利用者様のために笑顔でやさしく接してくれているのでご利用者様からの信頼もあって私たちから見てもとても頼もしい若手の職員です。
「せ~の!ハッピーバースデートゥーユー」
この日は永野さんが担当している方の誕生日です。
「人生の大先輩っていうのもあるので言葉遣いとかご利用者様の目線、同じ高さで話をするとかそういうことに気をつけて仕事をしています」
「一生懸命やさしく介護しておられます。私も(永野さんの)顔を見ると優しい心になって心が安らぎます」
今、介護の現場で問題となっているのが「人手不足」です。
厚生労働省の発表によると8年後の2025年には、全国でおよそ37万7000人の介護職員不足が想定されていて、県内でも4000人以上が足りなくなると発表されています。
仕事は大変なイメージが強いと思うんですけど最期を豊かにするっていう仕事で、ご利用者様からいろんなことを学んで成長できるところがやりがい、魅力を感じるところです。
永野さんは今、キャリアアップのため「介護福祉士」の資格取得を目指して勉強中で来年には働きながら学校にも通う予定です。
宮崎の介護の現場には熱い思いを抱いて頑張っている未来へつながる若者がいます。
■お問合せ
特別養護老人ホームやすらぎの里
綾町大字南俣561番地
TEL:0985-77-0501