番組表
Reらいふ
2017年10月17日
世界旅行気分 1 台湾高山茶 in 木城(10月16日放送)
今週のReらいふテーマは、世界旅行気分。
1回目のきょうは、木城町で楽しむ台湾です。
木城町役場から車でおよそ10分。
自然の中に静かにたたずんでいるのが、台湾高山茶の専門店「陶然茶房」です。
もともとは、陶芸作品の展示場だった場所で、およそ10年前に台湾茶の魅力にひかれた石田さん夫婦が専門店をオープン。
最近では、ひとりで訪れる若い女性も増えてきているそうです。
1000メートル以上の高さのところでとれるお茶を台湾高山茶というんですが(微発酵のお茶というのは)まず香りを楽しむということと味を楽しむということと、1煎目、2煎目、3煎目という味の変化があり、いろんな楽しみ方ができるお茶なんです。
台湾高山茶には、発酵の仕方によって様々な種類があり、その魅力は、それぞれ味わいが異なることです。
今回入れて頂くのは、微発酵の大禹嶺高山茶。
台湾の標高2700メートルくらいの高い山でしかとれない、希少価値の高いお茶です。
これを一気にひっくり返すんです(これは聞香杯といって聞く香りの杯と書く)香りだけのお茶碗になります。
優しい、フルーティな香りです。
香りをゆっくりと堪能したらお茶をいただきます。
味わいも優しいですね
釜炒りになれている方は、懐かしいといわれます。
2煎目は、手作りのお菓子と一緒に。
「ちんすこう」は、中国から琉球へ渡ってきたお菓子。
また今の季節は、野栗をぜいたくに入れたタルトも人気です。
そして、季節ごとに変わる庭の景色もいっそう味わいを深めてくれます。
4煎、5煎と、同じ茶葉で楽しめるという台湾高山茶。
アジアの喧騒もまた魅力ですが、大自然に囲まれての旅行気分も格別。
この秋は、五感をとぎすましてのんびりとした時間をすごしてみてはいかがでしょうか。