フリーペーパー　ミヤマパ。
創刊10周年を迎え、この夏、孫育ての情報誌「グラマパ」とドッキング。
「ミヤマパ」との共同発行が始まりました。

グラマパを発行するのは、10年前にミヤマパを立ち上げた長友宮子さん。
子育て支援と企業をつなげる取り組みが評価され、県の女性のチャレンジ賞も受賞しました。
現在は、介護と食の事業を行う会社ナチュラルビーの代表です。

Q：子育てと孫育て、一緒の情報誌にしたきっかけは？

A：私たちの親世代の子育ての常識と、自分たちが出産前後で学んだ子育ての常識が違っていて、それが原因で、親子間に摩擦が起きることがよくあります。
そんな問題を解消できるような、どんな世代でも一緒に見られる、子育て情報誌を作りたいと思っていました。

例えば、昔は抱き癖がつくから、赤ちゃんがなく度に抱っこしてはいけないと言われましたが、今は、そんな根拠はないというのが常識です。
また、食べ物を噛み砕いて口移しで食べさせたりしたのも、今は、虫歯菌を移す原因になるので、してはいけないと言われます。
世代間の価値観の違いや、時代によって変わる常識の変化について情報が発信されます。
年4回の発刊で、秋号では、ママ　パパ、じぃじ　ばぁばにおすすめのアプリ特集が必見です。
子育て中の編集スタッフが実際に使っているアプリ紹介は、わかりやすいコメント付き。

他にも、サークルやコミュニティ紹介など、子育て目線の情報が詰まっています。
このフリーペーパーの活動を支えているのが二見志信さん。
長友さんから理事長を受け継ぎ、地域の子育て支援に取り組みながら、子育て中の親の視点を行政に届ける立場でもあります。

保育園の送迎は、おじいちゃんおばあちゃんが・・・という家庭も増えましたし、夕食・お風呂を済ませて寝る前に、お父さんお母さんにバトンタッチ・・・という家庭も多くなりました。
そんな中で、親だけに向けた情報誌でいいのかという気持ちがありました。
たくさんの情報を共有して、子育て・孫育てをされてる方々のお役に立てたらと思っています。

長友さんも二見さんも、自身の子育てから始まり、地域の子育て支援をする中で得たつながりと情報を、より多くの人に届けようと活動しています。
身近で役に立つ情報誌、ミヤマパ・グラマパは、各市町村の窓口や子育て支援センターなどに置かれています。
その他の配布スポットは、ミヤマパ　ホームページをご覧ください。