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Reらいふ
2017年11月03日
「スイーツプロジェクト」受賞 日章学園パティシエ科(11月2日放送)
こちらは、「そのまんま日向夏」という和菓子です。
高校生による商品開発、きょうは、このお菓子を作った日章学園におじゃまします。
日章学園パティシエ科には、現在3学年で90人が在籍しています。
製菓衛生士の国家試験を目指しながら、3年間で200以上のレシピを学びますが、商品開発にも取り組み、毎年様々なイベントなどで、販売されています。
中でも注目されているのが、3年前から始まった「スイーツプロジェクト」。
宮崎の農林水産物を発信し、地域振興につなぐ機関「みやPEC推進機構」と共同でスイーツレシピを開発するものです。
スイーツプロジェクトは県内の学生を対象に、未来のパティシエ育成を目的に実施されています。
著名なパティシエによる研修を行なって、その後、学生からスイーツレシピを募集します。
今年は5校が参加し、日章学園は、和菓子「そのまんま日向夏」と、洋菓子「日向夏モンブラン」が優秀作品に選ばれました。
この日 生徒たちは、文化祭で販売するお菓子を作っていました。
「そのまんま日向夏」のレシピを開発したのは、3年生の黒木遥奈さんです。
日向夏をそのまま食べたような味にしたくて、「あん」だけではなく外の餅にも日向夏を練り込みました。
こちらは、「日向夏モンブラン」を考えた2年生の宮下まきさんです。
クリームが柔らかいので、下にアーモンドのキャラメリーゼを入れて食感の違いを出しました。
そして、いよいよ文化祭当日。
2日間で約500個の製品が販売されますが、売れ行きや味の評価が気になるところです。
パティシエになりたいという夢を持つ生徒たちにとって、商品開発のチャンスは、技術やモチベーションを上げてくれます。
そして、開発されたお菓子を口にすると、高校生たちのエネルギーを感じ、笑顔になれるような気がします。
これからも、アイデアあふれる製品がたくさん生まれてくるのが楽しみです。
そのまんま日向夏と日向夏モンブランは、今月19日に行われる「健康と食のフェスティバル」にも出品される予定です。
楽しみですね!