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Reらいふ
2017年11月10日
いい歯の日ウイーク 歯周病に要注意!(11月9日放送)
今週のReらいふは、いい歯についての情報をお伝えしています。
日本人の40歳以上の約8割がかかっている病気、それは、歯周病です!
まずはセルフチェック。
- 朝起きた時、口の中がネバネバする。
- 歯磨きをすると出血する。
- 口臭が気になる。
- 歯が長くなったような気がする。
など・・・
ご覧の項目の中で3つ以上、当てはまる人は要注意です。
今回は、歯周病について、宮崎市の谷山歯科で話を聞きました。
Q:歯周病とは、どんな状態になるんですか。
- 歯を支える歯ぐきや骨が壊されていく歯肉炎と歯周炎が、歯周病です。
- 健康な状態なら、歯肉は薄いピンク色でひきしまっています。
- 歯肉炎になると、歯と歯の間の歯肉が丸みをおび、膨らんでいます。
- 歯周炎になると、歯と接している歯肉がさらにはれ、歯と歯の間も広がっています。
口の中には、約800種類の菌が棲みついています。
歯磨きが充分でなかったり砂糖を過剰に摂取すると、菌がネバネバ状態になり、歯の表面にくっついて歯垢となります。
それが、プラークといわれる歯周病の原因です。
プラーク1mgの中には、10億個の細菌が棲みついています。
歯周病予防で大切なのは、まずは普段の歯磨き。
- 歯ブラシは、歯と歯ぐきの境目に45度の角度であてます。
- 小刻みに動かしながら、1本~2本単位でスライド。
- 裏側は、歯ブラシを縦にして同じように磨きます。
1度は、歯科で手ほどきを受けることをおすすめします。
さらに、歯科衛生士による定期的なケアを受けることも重要です。
歯周病の原因となるPG菌という菌は、一度口の中に棲みつくと、除菌をしても完全には消えません。
常に口の中をコントロールしながら、菌があばれないように押さえ込む努力が必要です。
何もしなければ2ヶ月で、菌が増殖し、元に戻ります。
歯周病の原因となる歯垢を、定期的に取り除く必要があるので、3ヶ月~6ヶ月に一度は、歯科医院でケアすることが大切です。
歯周病菌は、血管を通して全身に広がる傾向があります。
糖尿病や心疾患、リュウマチ。また、早産などを引き起こす可能性もあります。
全身に様々な影響を及ぼしますので、しっかり予防や治療をしてほしいと思います。
40歳以上の8割がかかっているという歯周病。
他人事ではありません。
定期的に歯科検診を受けることを習慣づけたいですね。
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