番組表
Reらいふ
2017年12月05日
年末防犯対策 1 身近な防犯対策「鍵かけ」(12月4日放送)
今週のReらいふ、テーマは年末防犯対策。
そこで、宮崎県警察では今月1日から来年3日まで年末年始における特別警戒取り締まりを行っています。
まずは身近なところから、防犯対策をやってみましょう!
今年県内で起きている窃盗や暴行など刑法犯の認知件数は、10月末現在で4273件。
このうち、最も多いのが窃盗の3133件で、全体の約7割を占めています。
さらに窃盗の3割を占めるのが、自転車の盗難です。
自転車の盗難にあった被害で、全体の7割ほどは無施錠でした。
自転車の盗難は、万引きと並び、ゲートウェイ・犯罪の入り口になる犯罪と言われているので、窃盗被害にあわないだけでなく、犯罪者を作りださないという意味でも、普段からの「鍵かけ」がとても大切なんですよ。
それでは、「鍵かけ」を習慣づけるポイントについて教えてもらいます。
まずは、最も被害が多い自転車について。
自転車に元々ついている鍵に加えて、市販の鍵を使って複数の鍵をとりつけましょう。
1つでは簡単に壊されて盗まれることも多いので、2つ以上の鍵をすることで、盗むのに時間がかかり、窃盗防止につながっていきます。
次に、住宅について。
まずは、すべてのドア、窓のカギをかけることが基本です。
宮崎は平和だから大丈夫だと思いこまずに、ちょっとゴミ捨てに行くだけだから大丈夫などと思わなようにしましょう。
これは、車でも同じことが言えます。
日ごろから、「鍵をかける習慣」をしっかり身につけましょう。
また、オートロックや高層階でも油断はしないようにしましょう。
オートロックの場合は、玄関から一緒に入ってこようとしたり、集合住宅だと屋上のタンクなどをつたって侵入してきたりする場合があります。
オートロックがついているから、また高層階だから大丈夫だろうと油断せずに、しっかりと鍵をかけましょう。
鍵は、自分の財産や命を守る大切なものです。鍵をかけることで、大切な物を守るんだという意識を強く持ってもらいたいと思います。
鍵かけの徹底は、防犯の基本。
まずは、忙しさが増す年末だからこそ、身近なところから防犯へのそなえを取り入れてみましょう。