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Reらいふ
2017年12月11日
年末防犯特集 住宅の防犯対策(12月8日放送)
年末防犯特集、最終日の今日は住宅の防犯対策についてです。
住宅での被害で最も多いのは空き巣。
被害を防ぐ方法を聞きます。
何といっても鍵をかけることです。
しかし、窓をこじ開けたり、ガラスを割ったりして入って来たりすることがありますので、それを防ぐ対策をとっておくことも大切です。
まず鍵に注目します。
こちらはディンプルキーと呼ばれる高性能の鍵で従来の鍵とは形状が違います。
従来の鍵ではこのようにほんの数秒でピッキングされてしまう可能性がありますが・・・
ディンプルキーの場合不正に解錠することは、ほぼ不可能とされています。
また、鍵を複数付けることも有効です。
窃盗犯は侵入に5分以上かかるとあきらめるケースが多いです。
そのため、鍵を2つ以上つけることで、侵入に時間がかかり、被害の防止に大きな効果があります。
玄関の次は窓を見てみましょう。
松下さん:ここにマークがある のがわかりますか?
中田:CPと書いてありますね。
防犯性能が高い建物部品に付いているもので、窃盗犯が大嫌いなマークです。
~実験映像~
一般のガラスは一度の打撃で割れてしまうのに対しCPマークの付いた防犯ガラスは複数回打撃を加えても充分な大きさの穴が空きません。
鍵の設置や窓ガラスの交換については最寄りの住宅展示場などに相談してみましょう。
この他、録画機能の付いたドアホンも有効です。
インターホンを鳴らすと同時に自動録画を始めますので留守中、下見に訪れた犯人も記録に残ります。
視角の広いものを選べば身を隠したつもりの犯人もしっかり映ります。
また、侵入経路に防犯用の砂利を敷いておくのも今すぐできる対策のひとつです。
そっと歩いても一般的な砂利に比べて大きな音が鳴ります。
ドアホンや防犯用の砂利はホームセンターなどでも購入することができます。
防犯設備は色々ありますので、万一に備えて複数設置することは効果的だと思います。
ただ、肝腎の鍵をしなければ意味がありません。
短時間の外出でも油断せずしっかり鍵をかけてください。
忙しい年末だからこそ油断大敵!
我が家の防犯対策を今一度見直してみましょう。