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Reらいふ
2017年12月18日
お部屋を彩る「いけばな」でクリスマス(12月15日放送)
もうすぐやって来るクリスマス。
きょうご紹介するのはお花で楽しむクリスマス!
それも日本の伝統文化、生け花です。
宮崎市にある「いけばな教室 桃」です。
指導する藤木桃子先生は日本で最も古い華道家元「池坊」で学び、現在小学生から60代の幅広い世代に生け花の楽しさを伝えています。
クリスマスを前にということで、「いけばな」でクリスマスは楽しんでみましょう。
まずは器選びです。
器でクリスマスを表現できます。
身近にあるもの、シャンパングラスやワインボトル、キャンドルホルダーなどを使うことで華やかな印象になります。
使っていく花は色合いに気をつけてみましょう。
クリスマスといえば赤、緑、白など。
赤はカーネーション、緑はヒバ、白はカスミソウといった草花がおすすめです。
器の中に土台となるスポンジを入れておきます。
このスポンジの種類によって草花の切り口が変わるそうです。
きょうの吸水性スポンジは吸水面積を広くするために少し茎に対して斜めにはさみを入れます。
今回はシャンパングラス3つを組み合わせて1つの作品を作ってくれました。
「カスミソウを上に集めて雪が降っているようなイメージで・・・」
さらに私も人生初のいけばなにチャレンジです!
今回は「自由花」というスタイルで思うままに生けます。
ということで・・・
クリスマスならではの楽しみ方として、色をつけた草木、リボンや置物さらにツリーに飾るオーナメントも取り入れてみてください。
「できました!始めて10分ぐらいなんですけどすごい集中してました。この忙しい師走の時期に心が落ち着いた気がします」
クリスマスというともともと日本の文化ではないので、それをいけばなにというのはあまり皆さんに結びつかないかも知れないんですけど、親子で一緒に楽しめるイベントとして浸透するといいと思います。
生け花でクリスマス、今年はいつもとちょっと違う雰囲気を楽しんでみてください。
■お問合せ
池坊 いけばな教室 桃
宮崎市元宮町2-14
TEL:080-1727-2985
■いけばな教室 桃は出張教室も行っていて小中学校や高校にも訪問し「花育」に取り組んでいます。