番組表
Reらいふ
2017年12月20日
もうすぐお正月・・・県産食材を生かしたおせち料理(12月19日放送)
「県産の食材を生かしたおせち料理の作り方を教えて下さい。帰省する家族にふるまいたいと思います。」
視聴者の方からこのようなリクエストをいただきました。いかがでしょうか?
素敵なお便りですね。
作ってみましょうか!
郷土料理のスペシャリスト蒲生芳子さんです。
都城市で町屋カフェ「もちなが邸」を営む傍ら本の出版などを通して地域の活性化にも貢献しています。
宮崎産のごぼうを使っておせち料理を三品作ってみたいと思います!
宮崎のごぼうは柔らかくて香りが良くて本当においしいんですよ。
長くまっすぐに根を張ることから縁起の良い食材とされるごぼうは、おせち料理に欠かせない日本の伝統野菜です。
全国でも4位の生産量を誇る宮崎の特産品でもあります。
まずはおせち料理においしい「八幡巻」を作ってみましょうね。
お正月ぐらいは、ということで都城牛を用意しました。
下ゆでしたごぼうとにんじんを牛肉で巻きます。
こんがり焼き目をつけたら酒、砂糖、みりん、しょうゆをからめてできあがりです。
二品目は「がね」、都城の郷土料理ですけれども、お正月バージョンですので海老を使いたいと思います。
千切りにしたごぼう、さつまいも、えびなどの具材に、とうふ、砂糖、しょうゆ、小麦粉を混ぜ合わせ油で揚げます。
とうふを入れることによって冷めてもあまり硬くならない。
三品目は「たたきごぼう」、おせちの定番ですね。
下ゆでしたごぼうをめんぼうでたたきます。
胡麻と砂糖、みりん、しょうゆ、酢をすり鉢で合わせごぼうと和えればできあがりです。
食物繊維が豊富なごぼうと良質な油分が豊富な胡麻は相性抜群です。
~中田~
あっという間に三品できあがりました。とってもおいしそうですね。
これをお正月料理に変身させてみましょうね。
盛り付けひとつでお正月の雰囲気ができますし、それぞれのお家でひとつずつ工夫されるといいですよね。
身近な地元の食材を生かしたおせち料理で、ふるさとのお正月をお祝いしませんか?