番組表
Reらいふ
2018年01月08日
おせちの残りも活用 飲みすぎた時はコレ!(2018年1月5日放送)
年末年始は、たくさんお酒を飲んだ方、多いと思います。
きょうは、飲みすぎた時はコレ!という食べ物を紹介します。
教えて頂くのは、県栄養士会の佐藤かずえさんです。
■お酒を飲みすぎた時は、どんなことに気をつければいいですか。
とにかく水分が不足している状態になります。
脱水症状が二日酔いにつながるので、寝る前にコップ2杯程度の水を飲むようにしてください。
翌朝も、まず水分をたくさん摂りましょう。
飲みすぎた時の水分補給には、コレ!
トマトジュース。
体内の尿素や塩分を排出する働きがあります。
また、ビタミンCや食物繊維が摂れるスムージーもおすすめです。
飲みすぎて頭が痛い時は、牛乳に抹茶を入れて飲むとタンパク質とビタミンが一緒に摂れて効果的です。
■飲んだときは、タンパク質が特に大切なんだそうですね。
アルコールの処理には、肝臓の中の酵素が重要な働きをしますが、この酵素の多くは、タンパク質からできています。
だからしっかり補う必要があります。
そこで、お正月料理の残りを使ってできる、飲みすぎた時はコレ!料理。
まずは、多めに作る筑前煮、残りがちですよね。
具を刻んでオムレツにします。
味がしみて濃くなっているので、調味料を足すこともなく手軽に作れます。
タンパク質や繊維質もしっかり摂れるのでおすすめです。
また、煮豆も残っていませんか。
これはアイスクリームに混ぜて、抹茶をトッピング。
宇治金時風のデザートにします。
二日酔いの時でもさっぱり食べられ、タンパク質やビタミンの他に、糖質は体のだるさなどを回復させるのに役立ちます。
飲んだあとに後悔しないように、飲む前、飲んでいる最中に、もっと気をつけて頂きたいですね。
胃の粘膜が保護できるように、おつまみでもタンパク質や野菜をしっかり摂るようにしてください。
肝臓に負担をかける揚げ物は控えめにしましょう。
また、早くアルコールを抜こうとして、汗をかくために運動したりサウナに入ったりする人がいますが、二日酔いのときは危険です。
脱水症状が原因ですので、まず水分をしっかり摂ることが優先です。
今月は、新年会などで、飲む機会がまだまだありそうですね。
しっかり体を労わりながら、ほどほどに・・・