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Reらいふ
2018年01月16日
冬に食べたい!受験生も家計も応援!万能スープ(2018年1月15日放送)
今週は、冬に食べたいものがテーマ。
きょうは、受験生にも忙しい主婦の皆さんにもおススメしたい万能スープをご紹介します。
教えてくれるのは、ベジ料理研究家の綾佳奈子さん。
諸塚村のスープ料理コンテストで2度入賞し、野菜をシンプルに使って深い味わいを引き出す名人。
Q:いつも使っているのは?
A:干しシイタケです。
干しシイタケには、食物繊維は生の約10倍もあり、カリウムやビタミンD、葉酸などが含まれ、特にビタミンDは脳神経の発達を促す作用もあると言われているので、お子さんにやる気を起こさせたいときなどに摂りたい栄養素の一つです。
綾さんがおススメするのがこのシイタケ昆布だし。
水4カップの中に、昆布10センチメートルと干しシイタケ2個を入れて、冷蔵庫で一晩寝かせた出汁です
冷蔵庫から出して、鍋にかける、昆布は沸騰直前に出して、シイタケは煮立たせる。
■免疫力アップのかぼちゃの豆乳ポタージュ。
タマネギ2分の1個を薄く切って皮をそぎ落としたカボチャを一口大に切って鍋に入れます。
次に少量の水と塩を入れ、ふたをして、中火で蒸し煮にします。
かぼちゃが柔らかくなったら、ハンドミキサーを使って具をペースト状にして、最後に豆乳100ccとシイタケ昆布出汁を加えて弱火で温め、塩で味を整えて完成。
とっても優しい味わいですね。
赤ちゃんの離乳食にも、介護食としてもよさそうですね。
■春雨とキクラゲの中華風スープ。
まず、水で戻したキクラゲ、出汁で使った干しシイタケを切ります。
次に、出汁を鍋で沸騰させ、春雨、きくらげ、シイタケ、しょうがをいれて、塩としょうゆで味をつけます。
溶き卵を入れて、火を止めたら香りだしにごま油を入れて完成。
出汁を使っているので、満足度も高まりますし、身体を温めたい、消化にいい、すぐに食べられるので、夜食にもぴったりだと思います。
■基本のスープに味噌をといた和風味に。
高タンパク低カロリー、低脂肪のシシニクが手に入れば、このシイタケ昆布出汁を使って、豚汁の作り方で味噌味のスープになります。
宮崎には、干しシイタケという素晴らしい食材があるので、この出汁をフル活用してみてくださいね。
受験シーズン真っ只中。あったかいスープで、体も心も栄養チャージしてみては。