番組表
Reらいふ
2018年01月23日
なくならない詐欺被害 予防と対策(2018年1月22日放送)
今週のReらいふはまだまだなくならない詐欺についてお伝えします。
県内での発生状況は、そして詐欺を防ぐ方法とは?
宮崎県消費生活センターによりますと、昨年度センターには、相談が7300件寄せられました。
年々少なくはなっていますがその減少率はわずかで、60歳以上の相談が多くなっています。
今年度は情報サイトの不当請求や、メールやはがきなどによる架空請求の相談が増えています。
中でも最近増えてきたのが、公的機関によく似た「民事訴訟管理センター」という記載のあるハガキをつかった架空請求です。
裁判所に訴状が提出された、給与の差し押さえなどで不安にさせて電話に誘導させる内容となっています。
差出人の名前は「国民訴訟通達センター」や「法務省民事訴訟管理センター」などが見られます。
4月からの相談件数は500件以上。高齢者の被害が多いそうです。
書いている内容は全くのでたらめですので、本当に慌てずに、できれば「はがき」を持って交番とか警察に行って下さい。
県警によりますと、去年1年間のうそ電話詐欺の認知件数は39件で、被害総額はおよそ8千万円に上ります。
先月も宮崎市で60代の男性が65万円を騙し取られるという、うそ電話詐欺が発生しています。
とにかくうそ電話詐欺は一人で悩んだ末にお金を払ってしまうというのが多くを占めてますので、誰かに相談すれば大半は防げます。
また、最近では、知らない電話番号からかかってきたら警告音が鳴ったり、自動的に音声を録音する機能などがついている
防犯に特化した電話も販売されています。
高齢者の方がうそ電話詐欺によく被害にあわれますので、電話を買い替える際には考えてほしいと思います。
手口が、悪質・巧妙になっている詐欺。
県警はその内容を知っておくことも大切と呼びかけます。
うそ電話詐欺、どんな手口があってどのようなことを言われて、社会全体で阻止しているということを知ってほしい。
不振な電話やハガキなどに関する相談は「消費者ホットライン」もしくは警察へ。
慌てず行動し、必ず家族や警察などに相談しましょう。
■お問合せ
消費者ホットライン
TEL:188(泣き寝入りは いやや!)
県警察本部
TEL:0985-31-0110
■紹介したはがきを使った架空請求は差出人の名前を変えて同じ人に繰り返し送られることもあるということです。
■1度電話してしまうと相手に個人情報が流れてしまうのでとにかく相談です!!