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2018年02月14日

生活習慣病予防 子供の肥満対策(2018年2月13日放送)

今週は、生活習慣病予防をテーマにお伝えしています。
きょうはこどもの肥満対策です。

12歳児の肥満傾向児の割合

文部科学省が行った調査によりますと、宮崎県の12歳児の肥満傾向児の割合は全国3位
その他も多くの年齢で全国平均を上回っています。

成人肥満になる割合

肥満を引き起こす生活習慣は、大人になっても続く傾向があります。
特に、思春期の肥満は体格が形成され生活習慣も定着するため、7割から8割の高い確率で成人肥満につながり、将来、生活習慣病になるリスクを高めるとみられています。

健康相談などを行う宮崎県健康づくり協会を訪ねました。

馬場さん

大切なのは「早寝、早起き、朝ごはん」です。
規則正しい生活習慣が、肥満対策の大きな鍵を握ります。

早寝早起き

まずは早寝早起き
成長に必要なホルモン分泌や、やる気アップにも大きく関わる不可欠な要素です。
毎朝決まった時間に起きてしっかりと太陽の光を浴び、夜は寝る1時間ぐらい前から寝室の明かり消すなどして、眠るための環境を作ります。
テレビやパソコン、スマホなど、就寝前に強い光を浴びると眠たくなくなってしまいます。

朝ごはん

次に朝ごはん
3食きちんと食べることが基本ですが、特に朝食はやる氣の源。
1日を健やかに送る大切な食事です。
手軽に作れる簡単スープをご紹介します。
カップに鶏がらだし、もやし、しめじ、ブロッコリー、ウインナー、をいれ熱湯を注ぎます。
ラップをし電子レンジで加熱すれば出来上がり。
自宅にある食材で試してみて下さい。ごはんと一緒に食べるとバランスもとれていいですよ。

早期発見、予防のための健診

朝食を抜く習慣は大人になっても続く傾向があるため、幼少期からの生活習慣は大切です。
健康づくり協会では、生活習慣病の危険因子を持つこどもの早期発見、予防のための健診を行っています。
健診内容は肥満度や血圧測定、血液検査などで、この10年間で約2万6千人のこどもが受診しています。

馬場さん

健診結果を見ると、児童、生徒の5~7人に1人が何らかの対策が必要な現状。
できることから少しずつ早寝早起き朝ごはんを実行してみて下さい。
心身ともに健やかに。
生活習慣を親子で見直してみませんか。

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