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Reらいふ
2018年03月02日
新学期に向けて 学生服リユースショップ(2018年3月1日放送)
新学期に向けて学生服の準備が必要な家庭もありますよね。
きょうは、学生服の「おさがり」の架け橋、「さくらや」を紹介します。
オープンして2年目を迎えた、さくらや宮崎店は、学生服専門のリユースショップです。
宮崎市内の中学・高校、附属小学校の制服が対象で、不要になったものを買い取り、販売しています。
2010年に香川県高松市から始まった「さくらや」は、現在全国に32店舗。
入学準備の家計への負担の大きさを実感する、お母さんたちの強いネットワークで全国へと広がりました。
宮崎店を立ち上げたのは、兒嶋さんです。
子供が卒業してもう必要はないけれど、まだまだ使える状態の学生服を捨てるのはもったいない・・・
また一方で、新しいものを買うと5万円~8万円かかるのが相場で、家計に大きくひびきます。
きっと、こんなリユースのお店を必要としている人が、たくさんいらっしゃるはずだと思い、オープンしました。
学生服だけではなく、ジャージや体操服、帽子。
ネクタイやリボンなどの小物類も対象となります。
買い取ったものは、まずクリーニング。
丁寧な作業や価格面での配慮で、地元クリーニング店の協力が欠かせません。
クリーニング屋さんひと言、たくさんの人の笑顔につながるリユースにかかわれて嬉しいです。
名前の刺繍をはずして、傷みがある場合は補正をします。
しっかりお手入れしてからの販売となります。
だいたい定価の3割ぐらいのお値段になっています。
成井:
不要になった学生服を、身近な人にあげたいと思ってもサイズが合わない場合も多いので、このようなリユース店があるといいですよね。
そうですね。新入学で一着は新調されたとしても、洗い替えを、こちらで購入される方が多いですね。
シャツやブラウスは、やっぱり何枚かあると助かりますよね。
宮崎は全国的にみても、子だくさんファミリーの多い県です。
これまでにも、双子や三つ子さん。
7人兄弟がいるというお母さんも来られました。
兄弟で同時入学ともなると入学準備金はかなりの負担です。
少しでも、この「さくらや」がお役に立てればうれしいです。
営業は火曜~金曜ですが、予約をすれば土・日・祝日も試着できます。
新学期に向けて・・・
不要になった学生服を売りたい人、そして買いたい人をつなぐ店。
さくらやは、「おさがり」の架け橋です。