番組表
Reらいふ
2018年03月16日
ちょっとした贈り物「白雪ふきん」(2018年3月15日放送)
新たな出会いとお別れの季節。
今週は「ちょっとした贈り物」をテーマにお届けしています。
今日はこちらから。
広島通りにある「日向路工芸店」にやってきました。
陶器の器や色とりどりの手ぬぐい、紙製品など全国各地の職人たちが手掛けた味わい深い作品が並んでいます。
その中で今日ご紹介するのは、こちらの「白雪ふきん」
です。きれいな名前ですね。
雪のように真っ白な蚊帳生地から作られているので、そのように名付けられました。
白雪ふきんのふるさとは、平安時代から薄織物の産地として知られる奈良です。
奈良では、かつて蚊帳生地の生産が盛んで、その蚊帳生地を裁断する時に出るハギレをふきんとして使ったのが、「白雪ふきん」誕生のきっかけです。
使ってみると良さがわかるんです。
もとが風通しの良い蚊帳生地なので、水切れが良く、早く乾きます。
生地を8枚も重ねているので、吸水性もあります。
生地の目が粗く、適度な摩擦があるのでふき取る力にも優れており、汚れ落ちが良いのも特長です。
耐久性もあり、使い込むほどやわらかく手に馴染みます。
贈り物としていただいて、使ってみて良かったから、ご自分で探して来られたり、皆さんに差し上げたいから、まとめ買いされたりする方もいらっしゃいますね。
お手頃な価格と種類の豊富さも魅力です。
こちらは、50年以上のロングセラー、台ふきんに最適なベーシックタイプです。
日本の伝統色のステッチが入った「白雪彩ふきん」は、大判で薄手なので食器拭きにぴったりです。
また京都の友禅染シリーズは、季節の花や、おとぎ話がモチーフになっていて、見ているだけで心が躍ります。
おしぼりに使っても、おしゃれですね。
このほか備長炭が練り込まれたシリーズは、シックな色合いで男性にもおすすめです。
毎日使うものだからこそ、良いものを使っていただきたい、そういう、相手を思う心が伝わる贈り物だと思います。
ちょっとしたお礼にプレゼントのお返しに、また、引越しのあいさつなどにも喜ばれそうですね。