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Reらいふ
2018年03月20日
古き良き・・・貴重な木材「銘木」(2018年3月19日放送)
今週は昔ながらの趣が魅力・・・「古き良き」がテーマです。
きょうは小林市のひなもり銘木にやってきました。
希少な木材を扱う銘木のお店です。
いい木の香りが漂っています。
ひなもり銘木。
創業70年を迎える老舗で扱う木材は樹齢が数百年という貴重な「銘木」です。
樹齢がたっているものとか、木目が優れているものとか、やっぱり逸品物というか特に優れているものです。
先代である祖父・泰友さんは宮内庁や宮崎県庁などにも銘木を重要文化財として納めたことがあるほどです。
かなり迫力のある銘木ですけどこちらは?
綾のケヤキです。
この色合いといい、目合いといい、どれをとっても一級品。
これだけの木というのは、なかなか出てきません。
ほとんどが国産で、宮崎県産のものも多く、倉庫の中には今では入手困難なものも数多くあります。
ひなもり銘木では木材を変形させない為にしっかりと自然乾燥を行います。
(乾燥)長いもので20年、30年、40年のものもあります。
ひなもり銘木の木材は、ほとんどが建築資材として利用されますが、よりたくさんの人に使ってもらいたいと、5年前から銘木を使い、箸やまな板といった日用品も加工、販売しています。
日本の山を元気にしようという事で環境に特化したりとか、木の価値を知っていただこうというところから始まりました。
まな板やカッティングボードには木目のきめが細かく水分が入りにくい朴を使っています。
プレゼントや結婚式の引き出物としても人気です。
刃当たりがいいとか、乾燥が速いとか、傷がつきにくいと聞いています。
また、銘木の魅力を広めるため県外で積極的に販売していて幅広い世代の人に好評です。
木というのは適材適所で使われますけど・・・癒しですね。
何百年と息づいてきた銘木ならではの美しさや風合い。
その質の高さにぜひ触れて使って、楽しんでください。
■お問合せ
ひなもり銘木
小林市南西方2101-1
TEL:0984-23-5051
◆お客さんの中には自分が使ってよかったのでとプレゼントに購入する人も多いそうです。
◆銘木を使ったまな板は厚みにもよりますが表面を削ることで使う続けることができます。
親から子、孫へと続く逸品になるということです。